三白眼メガネ男子楽園くん(仮)の日常を姿の見えない親友との会話形式で描いた短編集。
とても有名な同級生シリーズを読む前に明日美子先生を予習したくて読んでみました。最初はあっさりと日常が描かれたお話なのかなと拍子抜けした感じでしたが、読み進
めていくうちにチラチラと登場する親友くんとのやり取りや、楽園くん(仮)がこちらに向かって話しかけてくれる形式が面白くなってきます。そして、BL風味を醸し出し始めてからの1巻の最後のページは発狂モノでした。急なキュン展開にきっと皆骨抜きにされたことだと思います。流石だなと思わせてくれる手法にあっぱれでした。
もっとみる▼