パイロットと管制塔司令官のお話。攻めの遊馬はなかなかにバブル時代の雰囲気漂う(車のことを「じゃじゃ馬」と表現したり、全員が聞いている職場の無線で愛を告白したり)ちょっとイタイ溺愛系。受けの隼人はパイロットのお父さんを事故で亡くした過去をもつ
清楚美人のいじっぱり系。職場の無線で愛を伝え合ってその日の夜にベッドへ。展開早すぎて、恋のジレジレもなく、あっという間です。後半は、遊馬に片思いをしていた轟の話。どうでもいいけど轟を「とどりき」と読ませることになんの意図が?遊馬も轟もキャラと名字が合っていないような気がして、読んでいていちいち引っかかってしまう。後半の轟編は遊馬への失恋からのその後の話で、攻めの沖傘(この名字も引っかかる)の「キスが許し難いほど下手くそ」とか「いろいろと早すぎ」エピソードがダメワンコぶりを象徴していて、とってもいいです。「月が綺麗ですね」と精一杯勇気を振り絞って言ったのに、「何言ってんの、こいつ?」と轟に反応される沖傘、無念すぎて笑えます。沖傘のグッジョブにより、私は轟編の話の方が好きでした。
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