私の性癖にぐっとくる、紳士系腹黒ヒーローでした!
地位が下のヒロインに対しても敬語で話す、紳士的で清廉な印象のヒーローですが、ときどき怪しさが滲むところにドキドキします。
下心が無い様子を装いながらも、自らの檻へじわじわとヒロインを追い
込んでいく感じが堪らないのです。
なので、仁賀奈さんの作品の中では比較的エロさは抑えめなのだと思います。
Hシーンもほぼノーマル、にも関わらず、とても扇情的な描写は「さすが!」と感じずにはいられません。
あと、ヒロインのライバル的存在は登場せず、ヒーローもヒロインのことしか考えてないので安心して読めました。
「変態」と言われかねない執着愛を見せるヒーローですが、そういう系統が苦手でない方にはぜひ読んでいただきたいです。
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