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ライトノベル
眠る兎
1巻完結

眠る兎

552pt/607円(税込)

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作品内容

冗談のつもりで書いた一通の手紙。その手紙に返事がきた事をきっかけに、高校生の里見浩一は年上の男と付き合うことになってしまった。本当の年齢も職業も隠し、そして相手の嘘にも気づかない振りで――。嘘で固めた付き合いを続けるふたりは、それでも不思議と惹かれあっていく。しかし、たくさんの「嘘」がお互いにばれてしまい……!? 書き下ろし短編も収録!!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 眠る兎

    552pt/607円(税込)

    冗談のつもりで書いた一通の手紙。その手紙に返事がきた事をきっかけに、高校生の里見浩一は年上の男と付き合うことになってしまった。本当の年齢も職業も隠し、そして相手の嘘にも気づかない振りで――。嘘で固めた付き合いを続けるふたりは、それでも不思議と惹かれあっていく。しかし、たくさんの「嘘」がお互いにばれてしまい……!? 書き下ろし短編も収録!!

レビュー

眠る兎のレビュー

平均評価:4.5 30件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 幼稚、だがそれがいい
    mocoさん 投稿日:2023/7/29
    攻の里見がとにかく幼稚、その幼稚さが現実みあってリアルなために序盤は読むのがきつい。でも読んでしまうみたいな不思議な話。そのうち嫌だった幼稚さに引き込まれていくから不思議。

高評価レビュー

  • (5.0) 好奇心は猫を殺す(誰も死なんけど)
    まめぶぅさん 投稿日:2022/9/12
    【このレビューはネタバレを含みます】 いや〜面白かった。表題作「眠る兎」その後のお話「冬日」脇役の視点から「春の嵐」と3編あるのですが、そのどれにも、好奇心によってゲイ化する男が描かれています(言い方…)。みんなノンケだったのに…好奇心コワ…。「男同士で何で…」「理解不能…気持ち悪い…」とか言いながら、彼らは好奇心によって深淵を覗くのだ。 かつて男友達が言ってましたが、大概の男は「好き」って告白されると、相手のこと好きになっちゃうんですって。本作はもうこれの実証実験かなと思うくらい、作中の男たちが相手の好意に反応して、よろよろと吸い寄せられていく。「冬日」に登場する男なんか顕著で、相手の好意を知った途端鼻の下を伸ばして「キスとかしとく?」てな感じで、これだから男って奴はヨ…と苦笑いしてしまいました。 「春の嵐」で脇役柿本が、過去に27歳の男が10歳下の高校生と身体の関係を持ったことを、なんと自制心のない…と嫌悪して振り返るのですが、いやいや27歳なんてまだまだヒヨッコよ?突如嵐のように恋に落ちて、なりふり構わずバカなことしちゃう年齢よ実際…なんて、ついつい年寄り目線で肩を持ってしまったよね。というか年齢関係ないな、恋というものの荒々しさ、身勝手さがつぶさに描かれていて、そこが面白いのだと思います。 それよりも!高校生の里見の若さゆえの残酷さにドキドキし通しだったわ。もうすっごくこども。手に入れた綺麗な蝶をいじくりまわすかのごとく追い詰めて翻弄するので、やめろそんなんしたら死ぬわ!て震えました。 エチも、お話の流れ上仕方のない事とはいえ、乱暴に抱きいきなり突っ込むシーンが複数回あるので、たいそう痛そうで、攻めお前許さんぞ…と拳を握りました。前 戯大事。 「眠る兎」の二人が出会う時代には携帯電話も無く、「男同士、SEX」とか検索することも出来なくて、家に電話かけたりしてるのが、もどかしくもノスタルジックで、とても素敵でした。 それにしてもなぜ「里見浩一」という名前にした。作中でフルネームが出る度に里見浩太朗がよぎるので、ちょ…ヤメテ…て思いました。 続きを読む▼
  • (5.0) 衝撃なデビュー作品
    クロエれおさん 投稿日:2022/5/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 これがデビュー作品とは…。古い作品なので、仕掛けが過去のものなんですけどね。それすらも今となっては味です。からかいから始まった。しかも、浩一は伊藤が誰かも知ってるのです。狡いけど、若いからこその残酷さと、経験値の低さがひしめきあい、罪悪感や初めてのときめきに心が躍るDKです。こんな事してみようなんて思う遠藤さん。きつい言葉で嗜める柿本くん。それぞれの気持ち、読み手には分かってしまう。浩一が鈍かっただけですね。だから、偽りを知った時。高橋は逃げるしかなかった。相手がどんなふうに思うのか、なんてことすら思い付かないほどの純なDKだったのです。でも。気持ちだけはホンモノだった。高橋が好きだって事。高橋にはとても辛かったと思いました。だから、音楽室で、君をとられたくないと、言葉にした事が出来たのは、本当の気持ち。心からの気持ちだったから。木原先生の作品では、恋や愛のワクワク嬉しい気持ちだけでなく、そこに生まれるエゴや打算なども、きっちりと描かれます。だからこそ、爽やかな読了というよりも、心に一石投じるようなことも多く。わたしは、そんなところが魅力だなと。恋も愛も欲と葛藤満載なのが実際だから。高橋と浩一はずっとこうやっていろいろ乗り越えていくんだろーな。柿本くんは迷いながら、進んでいきそうです。そもそも、性的指向って、ハッキリしていない方が多いのかもしれません。改めて考えないからこその。 続きを読む▼
  • (5.0) デビュー作。書き下ろしスピンオフと2組。
    lvivさん 投稿日:2018/3/6
    (小説、1冊読みきり) 表題作6割+冬日2割(後日談と過去)+春の嵐2割(スピンオフ)。 95年の作品。 ケータイがまだ一般的でなかった時代だから、連絡がメールではなく家電や手紙。 でもそれ以外は読んでて古さを全く感じません。 ほんと作者さんすごい。。 話に引き込まれる、どころではなく、心をグッとわしづかみされて持っていかれる感じ。。 作者さんの作品を読むと、毎回読後に心あらずな状態にさせられてしまう。。 はじめはひやかしでしかなかった主人公の心境の変化が丁寧で見ものでした。 臆病な先生の気持ちと態度にも共感。。 友人の女の子が嫌なヤツ! と途中イラッときましたが、後半の彼女の言動を知り好感が持てました。 後日談はだいぶ時間が経ってから、7年後(02年)に書かれたもので、先生の過去を振り返りつつ主人公も就職し7−8年後の2人が垣間見れます。 包容力があってかっこよくなってる! 良いその後を歩んでいてほっとしました。 書き下ろしは書籍発刊時だから、さらに7年後? 09年に書かれてます。 まっすぐな性格で男同士に疑問を持つ友人視点。 主人公たちも登場し素敵な未来が見れて良かった! 友人のその後がすごく気になる! 続きがあるなら、読みたい! もっとみる▼
  • (5.0) デビュー作がとても良い
    reiaさん 投稿日:2021/5/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 木原音瀬先生の作品と言えば「痛い」などが良い意味で共通していると思います。今作はデビュー作でありながら、やはり音瀬先生の切ない感情描写やストーリー展開もありますが、高校生・浩一が教師の高橋に惹かれ始める描写が繊細かつ悶えるような愛おしさを文章の端々に感じられ、今作は木原先生の作品の中では「甘々」「嬉しい」「想い合い」「赦す」という優しい感想を持ちました。時代背景も携帯電話がない時代(家電でのやり取り)がレトロで情緒的な人間関係を瑞々しく描かれていて、携帯がない時代の恋愛から数年後の携帯が普及し始めて利用者が増えている交際時代まで。終始、素敵なストーリー展開でした。書き下ろしのスピンオフは、公一の親友の柿本が主人公。柿本本人の恋愛事情から、公一と高橋のその後の生活も垣間見ることができ、改めて柿本自身の狡さやゆるさ、また高橋への本能的な嫌悪などは、これは男性同士の恋愛を抜きにして、もし異性同士の恋愛であっても柿本が嫌悪したものを感じたのではないかなと思いました。柿本本人の問題のため、スピンオフの短編では序章という感じでしたので、続きあれば嬉しいというスピンオフでした。何度でも読み返したくなる作品でした。ありがとうございます。 続きを読む▼
  • (5.0) 木原先生の作品はやっぱりいいな。。
    ねこさん 投稿日:2023/1/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 3部作。高校生がちょっとふざけてゲイ雑誌の応募欄に手紙を出したら。。という事の始まり。全くゲイじゃない高校生と思春期の頃から自分の性趣向に悩んで孤独だった教師のお話の「眠る兎」は最初どういう展開になっていくのか全くみえなかった。人物描写と背景、登場人物がそれぞれの思いとか丁寧に描かれていたと思う。木原先生が雑誌のデビュー作とかで時代背景も一つ昔。「眠る兎」はあえて改稿はしなかったという事でした。「冬日」は、「眠る兎」の高校教師が実家に帰った時昔好きだった幼馴染と偶然会い。。というお話ですがとても切ないような雪のにおいがしました。残りは書下ろし「春の嵐」。「眠る兎」の高校生の友人のお話。どれも、不器用だけど切実に生きている人たちの物語は、ファンタジーBLには程遠いリアルBLですが、あーやっぱり木原先生の小説ってすきだなと思ってしまいました。人間のエゴも見栄も泥臭い気持ちも自分の認めたくないところを突きつけられるようなところは避けたくなるのですが、だからこそ、その先にある物語の行く先に共鳴できるものや惹かれるところも出てくるのかもしれません。 続きを読む▼

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