「花神〜」で圧倒的な物語力(?)を見せつけられた直後、著者作品で購入可能な文庫を衝動買いしてました。とっておきの暇つぶし用にストックするために……(笑)本作品もそのひとつ。。
2巻まで読みましたが、さすがです。期待を裏切らないワクワク感で
すヽ(・∀・)ノ
多少、主人公の自責がしつこい所や、出来もしないのに首を突っ込んで事態を悪化させるという繰り返しで、一気に読むとグッタリします。
……が物語序盤の「ダメでどうしようもなかった主人公が……」という伏線のひとつなのだろうという気がしますし、世界観も壮大です。読んでいてしんどいけれど先が読みたくて仕方ない構成になっています。まさに期待通りでした
ただ、気になるのは厨二病(?)的な言動があるところですね。これは「花神〜」でも見られた作品傾向なので著者のクセみたいです。「花神〜」よりは大分控えめではありますが、2巻目の冒頭あたりでいきなり主人公とお供の男が厨二病的な会話をしていて違和感満点………「主人公はともかく、男の方はこんな事言う予備知識もないはずでは……(´・ω・`)」と。。。
それまでの物語で築きあげてきた実直なキャラクターを覆してしまうような“茶化し”(?)は入れて欲しくなかったです……。個人的に。
それでも、引き込まれ度としては他作品を大きく引き離して素晴らしいので★は5つです!!!
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