明るかった中学校時代に好きだった、櫻木先輩×高校時に数ヶ月失踪し、その後塞ぎがちになってしまった怜士。
大人になって再会し、とある事件がきっかけで憧れの先輩の家に居候するようになって…
スピンオフみたいですが、こちらだけでも楽しめました
。
捉えどころのない、明るくキラキライケメンの先輩のかなり変わった性格?に何度も驚きました。
怜士が記憶をなくしたことやそれに伴うと思われるトラウマが可哀想で何があったのか…
失踪時の怜士の年代の子供がいるので、途中読んでてちょっとしんどかった。
先を読むのが怖いような、知りたいような知りたくないような。でも扉を細く開けて覗き見をするような感じでぐいぐいと読み進めてしまった。
終盤でマジックが得意な先輩に請われて、怜士が告げた「欲しい物」に泣きました。
こういう子は誰よりも幸せにならないといけない。
スピン元の方も読んでみたくなりました。
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