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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP小説・実用書小説・実用書KADOKAWA角川文庫「 」談旧談
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作品内容

夜道にうずくまる者、便所から二十年出てこない男、狐に相談した幽霊、猫になった母親など、江戸時代の旗本・根岸鎮衛が聞き集めた随筆集『耳袋』から、怪しい話、奇妙な話を京極夏彦が現代風に書き改める。 ※本書は『幽』一号から六号に「旧耳袋」として連載され、二〇〇七年七月にメディアファクトリーより刊行された単行本『旧怪談 耳袋より』を改題のうえ加筆修正して文庫化したものが底本です。

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作品ラインナップ 

  • 旧談

    600pt/660円(税込)

    夜道にうずくまる者、便所から二十年出てこない男、狐に相談した幽霊、猫になった母親など、江戸時代の旗本・根岸鎮衛が聞き集めた随筆集『耳袋』から、怪しい話、奇妙な話を京極夏彦が現代風に書き改める。 ※本書は『幽』一号から六号に「旧耳袋」として連載され、二〇〇七年七月にメディアファクトリーより刊行された単行本『旧怪談 耳袋より』を改題のうえ加筆修正して文庫化したものが底本です。
  • 鬼談

    560pt/616円(税込)

    愛、絆、情、欲。

    執着の虜となった者たちを描く、京極小説の神髄!


    藩の剣術指南役を仰せつかる桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。
    物心付いた時には、もうなかったのだ。二の腕の途中から、すっぱりとない。
    これが普通だこういうものなのだと、ずっとそう思っていた。
    元服の夜、作之進は父に呼び出された。
    そして父は――厳かに言った。
    「お前の腕を斬ったのは儂だ」


    一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす「私」は、何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。
    ある日、私は見てしまう。
    幼い弟の右腕を掴み、表情の無い顔で見下ろす父を。そして父は、
    「これだよなあ」
    と、暗い声で言ったのだった――。

    過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、<人と鬼>の狭間を漂う者たちを描いた全9篇。

    <解説/東雅夫>

レビュー

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