他国の王女と、国王の政略結婚ながら、幸せに暮らすおとぎ話のテンプレート。昔のヨーロッパをモデルにしてるからと思いますが、処女性を重視されます。なので、初夜に立会人がいます。いつも疑問に思いますが、それを確かめたところで、結婚時点で妊娠してな
いことが明らかになるだけで、その後は妊娠しても父親が誰かなんて、結局はわからないと思いますけどね〜。このヒーローは、ヒロインが辛い思いをしているのに気付いて、中止します。でも、惜しかったのは、それでも制度自体を廃止にもっていくのではなく単に強行突破するだけなところ。実際ヒロインが心のなかで思っている通り、相手の国のことも、自国の王のことすら信用してないっていうとんでもない制度なんだから、後世のために廃止するくらいの気概を見せてほしかった。それでも、中止したおかげで、気持ちが通じあってからの初夜なので、ザ・溺愛っていう名に恥じません。司教がやることやってるくせに誤解してヒロインに対して失礼で、そんな男を幼馴染みだからって気安く親しくしてるヒーローの株も下がったので、5にはしませんでした。
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