原作の主人公(犬塚とペルシア)に加え、中等部の佳南(東和国民)とセルカ(ウェスト公国民)が主人公的な立ち位置で視点移動はあるものの違和感なく読めました。時系列も原作の犬塚発熱から胡蝶&手李亞と出会う話の間とハッキリしていて、読みやすかったで
す。ストーリーは王道と言った感じ。シャル姫や蓮季の立ち回り方も凄く良かった。それぞれの立場だから言える言葉だなと感じるセリフも多く、とても切ない気持ちになりました。一冊でしっかり完結しているので読後感が心地よかったです。好きなキャラが増えました(笑)
もっとみる▼