(小説)
あぁもぅ、この作者さん大好き!
はぁ〜、、、すごい読み応えありました。。
主人公がいろんな意味で幼い、ヒーロー大好きな漫画家志望の男の子。
主人公の視点で語られるので、最初は中学生向けとも思えるような文章。
と思
いきや、良い意味で裏切られた!
表紙のような可愛い印象の前半と違い、実はストーリーの意図は地味にダークで重い!
後半、読み手の予想を裏切る展開でラストまで全く先が読めません。
ありえないような話なんだけど、人物描写と展開が上手なのでそこにリアリティが感じられ、惹きこまれます!
こういう二転三転する巧妙な展開、motherもそんな感じで重いけど読み応えあった!
人の支配欲、被支配欲。
まさしくタイトルなお話。。
はたしてこれが幸せなのか?
読み手、つまり大多数的な価値観ではかると、このお話の満足感は低いです。
それぞれに少数派な生き方(価値観)の2人。
本人たちが幸せなら、アリだな〜と思いました。
わかりやすいお話、一般的な価値観の幸せを好む方にはオススメしにくい。
十人十色な人生、稀な価値観のお話も好む方には、ぜひぜひオススメします!
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