この組合せは、読みはするものの今まで嵌まる作品には出会えていなかったのですが、これは良かった!世界観の設定やストーリーがしっかりしていて、さらにどこかの国とどこかの国を彷彿とさせるような現実味もあってか、とても深い作品だと思いました。正に紡
ぎの運命。シアはとても可愛く純真無垢で、イズマは優しいスパダリです。ただ、シアは華奢で幼く守られる感じで、あとよく泣くので、そういう受けが苦手な人には合わないかもしれません。でも、後日談に当たるアルカスの光では、黒国で愛し愛されて自信をもち、そこそこ精神的に強く大人になったシアが読めました。締め括りも上手く、読後感良く終われました。おわりははじまり、ということで、サウロ兄さまの続編が出るようです。ちなみに、オメガバースの見処と言えばエチシーンですが、この二人は元々が上品なので、二人にしては頑張っているものの、ごく普通です(笑)
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