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口入屋用心棒 : 1 逃げ水の坂

530pt/583円(税込)

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作品内容

わけも告げず姿を消した妻を探し求めて、駿州沼里から江戸にやってきた湯瀬直之進は、小日向東古川町で店を構える口入屋・米田屋に住み込みの用心棒として雇われる。仔細あって木刀しか遣わない直之進だが、さっそく、うだるような暑さのなか、主の光右衛門について江戸の商家を回ることになる。書き下ろし長編時代小説、待望の新シリーズ第一弾。

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  • 口入屋用心棒 : 1 逃げ水の坂

    530pt/583円(税込)

    わけも告げず姿を消した妻を探し求めて、駿州沼里から江戸にやってきた湯瀬直之進は、小日向東古川町で店を構える口入屋・米田屋に住み込みの用心棒として雇われる。仔細あって木刀しか遣わない直之進だが、さっそく、うだるような暑さのなか、主の光右衛門について江戸の商家を回ることになる。書き下ろし長編時代小説、待望の新シリーズ第一弾。
  • 口入屋用心棒 : 2  匂い袋の宵

    530pt/583円(税込)

    駿州沼里から妻を探しに江戸にやって来た湯瀬直之進は、用心棒を引き受けたことから気に入られ、小日向東古川町の口入屋・米田屋に出入りすることになる。主の光右衛門はなかなかの狸だが、憎めない男で、双子の娘おれんとおきくも、何かと気を配ってくれる。今度の仕事は元旗本の将棋の相手をすることだったが…。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第二弾。
  • 口入屋用心棒 : 3 鹿威しの夢

    530pt/583円(税込)

    湯瀬直之進はようやく探し当てた妻の千勢から、好きだった男を殺した倉田佐之助を追って郷里を出奔したことを知らされる。直之進は口入屋・米田屋に出入りするかたわら、事件の真相を探るため、佐之助の行方を追う…。好評長編時代小説シリーズ第三弾!
  • 口入屋用心棒 : 4 夕焼けの甍

    530pt/583円(税込)

    湯瀬直之進の妻・千歳は、密かに思いを寄せていた藤村円四郎を殺した倉田佐之助を追って駿州沼里を出奔した。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第四弾。
  • 口入屋用心棒 : 5 春風の太刀

    530pt/583円(税込)

    駿州沼里の藩内騒動がもとで江戸に出た湯瀬直之進は、殺し屋・倉田佐之助との死闘の末、深手を負う。時期沼里城主・又太郎の心配りや日頃から世話になっている小日向東加古川町の口入屋・米田屋一家の献身的な看病もあって、ようやく傷も癒えはじめた折りも折り、米田屋の長女おあきの亭主・甚八が思わぬ事件に巻き込まれる。好評書下ろし長編時代小説シリーズ第五弾。
  • 口入屋用心棒 : 6 仇討ちの朝

    530pt/583円(税込)

    亭主・甚八を殺されたおあきが倅の祥吉を連れて、実家の米田屋に引っ越してきた。湯瀬直之進や中西道場の師範代、琢ノ介らが総出で荷物を運び入れてくれる。傷心のおあきの気持ちを思いやって、なにかと世話を焼く双子の妹おきくとおれん。そんな最中、直之進の元妻・千勢が働いている料亭・料永に不吉な影が忍び寄る。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第六弾。
  • 口入屋用心棒 : 7 野良犬の夏

    530pt/583円(税込)

    南町奉行所同心・樺山富士太郎は頭を抱えていた。駿州沼里の浪人・湯瀬直之進に思いを寄せているのに見合いの話が持ち上がったからだ。その直之進は、米の安売りの黒幕・島丘伸之丞を追う的場屋登兵衛の用心棒を請け負い、田端の別邸に詰めている。島丘は直之進の友・平川琢ノ介が師範代を務める中西道場の主・悦之進の仇でもあった。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第七弾。
  • 口入屋用心棒 : 8 手向けの花

    530pt/583円(税込)

    中西道場一門の無念を思うと湯瀬直之進の胸は張り裂けんばかりに痛んだ。道場主・悦之進以下六名の主従は中西家を取り潰しに追い込んだ者を探索する途中、殺し屋・土崎周蔵の手に掛かり、返り討ちにされたのだ。見す見す周蔵を逃してしまった直之進は線香を手向けながら、改めて六人の御霊に復讐を誓うのだった。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第八弾。
  • 口入屋用心棒 : 9 赤富士の空

    520pt/572円(税込)

    南町奉行所の定廻り同心樺山富士太郎が目を覚ますと、見知らぬ男の死骸が傍らに転がっていた。血まみれの匕首を握っていた富士太郎は、駆けつけた役人に捕縛されてしまう。湯瀬直之進と富士太郎の中間・珠吉は、ことの真相を探り出そうと動き出すが、その矢先、米田屋光右衛門の娘おあきの息子・祥吉が勾引かされてしまう。好評シリーズ第九弾。
  • 口入屋用心棒 : 10 雨上りの宮

    520pt/572円(税込)

    湯瀬直之進が斬った緒加屋増左衛門の正体は、土崎周蔵の兄だった。一年程前に刑死したはずの増左衛門が生きていた真相を探っていく中、直之進は新たな刺客に襲われる。一方、何者かの奸計に嵌り、町方に追われる身となった佐之助にも刺客の影が迫っていた。次第に明らかになっていく腐米汚職の実態とその黒幕とは……。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第十弾。!

レビュー

口入屋用心棒のレビュー

平均評価:4.0 1件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) イカにもイカんともしがたい...
    topple89さん 投稿日:2020/5/9
    【このレビューはネタバレを含みます】 主人公の直之進は爽やかな青年剣士。しかし何か秘密を抱えている…。という設定に惹かれて無料の三冊分を読破。 時代考証的にはツッコミどころ満載ですが、ラノベと思えば楽しく読めるし、登場人物も皆好感が持てます。特に悪役である佐之助と恵太郎がお互いを思いやる記述は、単純な勧善懲悪を越えた話になっていていい!また、直之進の元妻、千勢(一行の手紙だけ夫に書き置いて駿河から江戸に出てこれちゃう武家の妻ってどんだけ自由なんだ)と、千勢の元カレを殺した佐之助が惹かれ合って行くのもドキドキします。 が、三冊読んでも直之進の秘密は一向に明らかにならないし、直之進と佐之助はお互いに討取ると言いつつ全然対決しない。 五巻の紹介に「佐之助との死闘で傷付いた直之進」とあったので「そうか、四巻で佐之助との決着はつくんだな」と思って、買いましたよ、四巻を。 しかし、あに図らんや、直之進は口入屋の営業回りで忙しく佐之助どころじゃないし、みんなご飯ばっかり食べてる。烏賊は刺し身でも焼きでもいいから話を先に進めようよ…。やっと最終盤になって、原っぱで風に吹かれて待っていた直くんのところに佐之助が来て闘いが始まります。 この果し合いは手に汗握る感じで読み応えがあります。さあ、佐之助は段々疲れてきたぞ。やっぱり直之進は強いのか、ここで一気に一太刀浴びせるのか…。えっ、逃げるの?佐之助、ここで?コイツは俺が殺る!ってあの意気込みはどこへ?イカ、次号を待て! その先の巻の紹介も読んでみたら、佐之助は仲間になる模様。現代版桃太郎の鬼か。 因みに四巻でナオの心の秘密(ふぅん、そう…)と共に、千勢の元カレが殺された背景も明らかになるのですが四巻も引っ張ってきて一頁だけで「ではないだろうか。」あれっ、落丁?どろどろの思惑が絡んだ政治的な駆け引きとかの頁は?もしかして五巻を読むと詳しく書いてある?「魚の煮付けが美味い、この店にはまた来よう」って頁のが多くないか? 直之進と千勢の関係もあっさりし過ぎてて、だから別れるんだろうけど、だったらそれなりに上手く行ってなかった様子も書かれていればいいと思いました。 とはいえ、民放の時代劇を見るような楽しみがあるので、四十数話を楽しんでみたい方は、図書館でコツコツ借りるか、古本屋でセット売りをゲットすることをオススメします。あとイカ好きな人にもオススメ 続きを読む▼

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