昆虫は苦手でこの作品に手を出すのはためらいましたが、おもしろかったのです!イラストもイメージに合っていてすてきですが、ハヤトに触覚がある破壊力は半端ないです。角とか動物の耳が頭から生えている話には慣れていても、触覚はすごすぎました。なのにカ
ッコいいのです、ハヤトが。対する人間のミコトは儚げ〜で、外見にそぐわないしっかりした強い子です。死ぬとわかっていてするエチはとても辛い。ハヤトの想いの深さが刺さりました。どんなラストが用意されているのか最後まで分からず、どきどきしながら読みました。そのラストは納得の落とし方で、さすがこの作家さんだと思いました。イケメンの触覚に抵抗がなければぜひ読んでほしい。
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