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嫌な奴
1巻配信中

嫌な奴

680pt/748円(税込)

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作品内容

学生時代に杉本の「親友」だった、粗暴で自己中的な男、三浦。病に臥せる三浦を、杉本は十二年ぶりに病院に見舞う。そこから再び始まった二人の奇妙な関係は、不本意な同居生活まで発展する。これはいったい、友情か、愛情か、執着 か……。傑作BL『箱の中』の作者が、執拗かつ理不尽な同性同士の愛を描く。

カバーイラスト:丹地陽子

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  • 嫌な奴

    680pt/748円(税込)

    学生時代に杉本の「親友」だった、粗暴で自己中的な男、三浦。病に臥せる三浦を、杉本は十二年ぶりに病院に見舞う。そこから再び始まった二人の奇妙な関係は、不本意な同居生活まで発展する。これはいったい、友情か、愛情か、執着 か……。傑作BL『箱の中』の作者が、執拗かつ理不尽な同性同士の愛を描く。

    カバーイラスト:丹地陽子

レビュー

嫌な奴のレビュー

平均評価:4.6 25件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 良かった
    hanaさん 投稿日:2023/11/8
    不器用で歪んでるようにしか和也に対してできない三浦が切なすぎる。読み進めていくほどに、三浦が愛おしく思えてきた。読んで良かったと、思いながら読み終えました。

高評価レビュー

  • (5.0) 自己愛を越えられるか
    Moocさん 投稿日:2020/2/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 杉本は最初から最後まで捕食者から自分を守っていただけ──しかし、怠惰で偽善的な性格が仇となった。三浦を経ち切れなかったのも、罪悪感を持ち続けられない弱さだ。優しさは微塵もない。 誰だって罪滅ぼしをして楽になりたいという思いはあるはず。でも・・・それが悲劇になった。 罪悪感から救われたい杉本が与えるものを口を開けた雛の三浦は喰い続ける。心をくれないと満たされない。ループ。 自尊心というものは、親の自己愛による過保護からも、誰もいない虚無からも生まれない。母親から愛撫され、弁当を作ってもらって、叱られ、慰められ、自分を雑に扱ったり、いなくなると悲しむ人がいるという確かな実感と共に育んでいくものだ。自分を大切にするために必要な自己愛。人を愛せるのはその次だ。 それを与えてもらえなかった三浦は、誰かから奪って喰わなくてはならない。でないと熟す前に腐る。敵に喰われる。生存本能だ。それに対する杉本の防衛本能。子供の頃、危機感に従ってはっきり三浦を拒絶できる性格だったら、杉本は選ばれなかっただろう。 ただ一人に愛されていると信じて育った少年期──出会わなければよかったなと言った三浦は、もしかしたら奪う苦しみから逃げようと、逃がそうともがいて、結局敵わなかったのかもしれない。それはなけなしの自分への愛と、杉本への愛だったのかもしれない。 続きを読む▼
  • (5.0) 地獄まで続く幼なじみ腐れ縁
    MWさん 投稿日:2021/12/18
    木原先生のBL小説。フォローしてる方オススメ作品。著者目線4段階カテゴリ やさしい ふつう やや痛い 覚悟 では「ふつう」ですよ、これでふつう!(この作品リストは作者さんのpixivページで見られますよー。いつもありがとうございます) と にかく私には痛かった、地獄まで続く幼なじみ腐れ縁。嫌な奴ってお互い思ってて、読者からみてもやっぱり嫌な奴で、それでも離れられないふたりは鉄条網にふたりで頭から突っ込んで血を流しながらぐるぐる互いに互いを刻み込んでるとしか思えない。ここまで心が離れられないと叫ぶ作品は初めて読みましたよ。 講談社文庫からの新装版です。初版はなんと1998年出版!いったい私はこの本、この作者さんの作品を読まないで20年間何を読んでたのだろうか、、とちょっと愕然としました。まあ、ビブロスのBLレーベルだから当時はBL読んでなかったので仕方ないですね。講談社文庫に入って、一般の方の目にもとまりやすくなって良かった。講談社文庫の紙書籍の初回限定冊子には数年後の話が書かれているそうですが、電子には収録されてません。また、期間限定で小野寺編が作者さんのpixivで公開されてたようですが、これも今は読めません。。うう、後から来たファンには追いかけるのが難しいです。 もっとみる▼
  • (5.0) 自分が嫌われてると分かってても執着する男
    まるさん 投稿日:2021/11/11
    作者買いです。11日までセール中。これは…、かなり精神的にツラい系です。私が今までに読んだことのないタイプの作品でした。小学生からの古い付き合いの二人なんですが、この関係性が読者にとってはしんどいこと、この上ないです。早くこの関係を解消して スッキリさせて欲しいと望む反面、この二人はどこへ向かおうとしているのか興味が湧いてくるのも事実です。自己中で粗暴な三浦が杉本にとって嫌な奴なのは間違いないんですが、外面を気にして本音を口にしない杉本の方が私にはより嫌な奴に見えて仕方なかったです。どんなに嫌われてもただ側にいたいっていう三浦の心情がメチャクチャ痛いんですよ、読んでてグッサリやられた気分です。杉本がイカンのですよ、杉本がはっきりしないからー!でも、こんな二人だから成り立つ関係でもあるのかな…。二人のその後について、読後いろいろ考えてしまいます。あ〜、どっぷり木原ワールドに浸ってしまいました。これもやはり心に残る素晴らしい作品だと思います! もっとみる▼
  • (5.0) 嫌な奴×酷い奴
    りーさん 投稿日:2023/6/2
    ずっと嫌っている幼なじみの三浦に亡霊のように付きまとわれて最後には...という話。確かに最初は三浦を嫌な奴だなぁと思っていたけど、途中で「あれ?主人公も大概じゃない?」と思い始め、だんだん似た者同士なのかもしれないと思えてくる。離れようとし てもなぜか引き合ってしまう。腐れ縁のような、見えない運命で結ばれているような二人。三浦は不器用な乱暴者。だけど、時折見せる弱さ、嫌われても一途に思い続ける純粋さが伝わってきて憎めなくなっていく。作者の『箱の中』に人物造形が近いと思いました。基本的にハッピーエンドで甘々な関係が好きですが、これはこれでアリかもと思えるのが木原先生の手腕ですね。辛い描写が多いのに、不思議と読後感が良くて感動しました。 もっとみる▼
  • (5.0) だれのことだ
    クロエれおさん 投稿日:2022/8/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 先、というか、ラストが全く想像出来なくて、次へ次へと進めていかなくてはと、一気によみました。本心を隠していい顔する男と、嫌われていると知っていてそばに居続ける男。どちらも嫌な奴に違いない。でも、離れない。それぞれの理由があって離れていかない。人の気持ちの理不尽さが余すところなく。生徒に偽善者だと詰られるところで、初めて仮面がばれたと慌てるけれど、初めてなのかな?って。木原作品は何度も読み返してしまう。これも。いい気分になる作品ではないと思うのですが、生きているうちには避けられないものを物語として読めるってなんとも…。ラストの一文。血を吐くような。それがトドメでした。 続きを読む▼

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