登場人物が多く前半はゆっくり進み、それぞれのキャラクターとその背景を匂わせる書かれ方です。
後半は一気に説明で終わった感があります。
わりと余すことなく説明されているので大筋での疑問はそれほど残りませんのでスッキリと読み終えることが出来
ます。
後日談もあります。
私の感じ方なのですが、割と最初からレイ王子はセレンに対して優しさがあったように感じます。
なので神殿に来てからのセレンが不憫とは思いませんでした。
その前も、なんだかんだ味方はいましたし、思ったより悲愴感はなかったです。
レイ王子がいつからセレンを好きになったのかはちょっと分かりませんでしたが、案外最初の頃から、「利用しよう」と動き出して割とすぐに惹かれていたのではと思ってます。
いろいろな人がいろいろな思惑を持って動いてましたが、しっくり来ない部分もありました。
少し前半が長すぎましたね。レイ王子がなかなかなかなか… 動かないというか。
ちょっと途中で飽きてきてしまいました…。
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