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ライトノベル
聖邪の蜜月【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】
1巻配信中

聖邪の蜜月【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】

700pt/770円(税込)

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作品内容

奴隷市で売られ「神の愛し子」として聖職者に犯された過去をもつアシュは、偽聖職者として人を欺いて暮らしていた。ある日、絶滅したはずの聖獣の卵を拾い、生まれた仔にサージと名付け、育てることを選択する。純粋なサージを育てる生活のなかで彼の存在は唯一無二となる。人型にもなれるサージは美丈夫に成長した。性を知らなかったはずの思春期の彼がアシュに乗りかかり「アシュが欲しい」と迫ってきて…。電子限定ショートストーリー「星の降る夜」、yoco先生の口絵・挿絵も収録。

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  • 聖邪の蜜月【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】

    700pt/770円(税込)

    奴隷市で売られ「神の愛し子」として聖職者に犯された過去をもつアシュは、偽聖職者として人を欺いて暮らしていた。ある日、絶滅したはずの聖獣の卵を拾い、生まれた仔にサージと名付け、育てることを選択する。純粋なサージを育てる生活のなかで彼の存在は唯一無二となる。人型にもなれるサージは美丈夫に成長した。性を知らなかったはずの思春期の彼がアシュに乗りかかり「アシュが欲しい」と迫ってきて…。電子限定ショートストーリー「星の降る夜」、yoco先生の口絵・挿絵も収録。

レビュー

聖邪の蜜月【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】のレビュー

平均評価:4.8 59件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 心洗われる。
    kazuuさん 投稿日:2024/2/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 静謐な世界に魅了されました。イラストとストーリーの世界観がここまで合致していることも珍しいと思います。聖邪というのも読了に納得しました。伏線の回収も分かり易いけれど自然な感じです。アシェの強さ、心の美しさに、そしてサージの獣らしい潔さに心打たれました。ありがとう。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 美しい世界と深い愛
    律花さん 投稿日:2022/3/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 読み終えて、なんて美しくも遠大な御伽話だろうとため息が出ました。 幼い頃から大人に虐げられ、自分の中の怒りだけを支えに生きていたアシュとそんなアシュに拾われ、ヒナの時から慈しんで育てられた聖獣サージの物語。 二人の先行きが読めなく不安で、心臓をバクバクさせながら読みましたが、ラストは未来を感じさせるもので良かったです。 終盤はアシュとサージの強い絆と深い愛に涙が止まりませんでした。 人を憎み環境を呪っていたアシュが、サージに出会ったことで、過去に立ち向かい打ち勝つ勇気を持てたところが素晴らしかった。ここからアシュの生き方が変わったことがはっきり伝わり、心がすっきりと晴れるような清々しい気持ちになりました。 二人で見た自然の風景の描写もお見事。色鮮やかに、草木の匂いまで感じられるほど瑞々しく活写されていて、世界はこんなにも美しいと感動するアシュに共鳴して、こちらまで心が震えました。 二人のこの先がもう少し見たかった気もしますが、後引く美しいラストで良かったと思います。今頃彼らはどうしているだろうと思いを馳せ、しばし余韻に浸ることができました。 続きを読む▼
  • (5.0) なんと言えばいいのか…
    ぶうこさん 投稿日:2021/5/9
    【このレビューはネタバレを含みます】 言葉にできない、というのが感想です。レビューを読んで、ある程度辛い話は想定していましたが、酷い扱いから逃げ延び、生きるために罪を重ねて、追われる立場のアシュと、宝石より美しい鱗と万能薬になる涙のために人間に食い物にされ、人間を襲うようになり、絶滅に追い込まれた聖獣の生残りサージ。もうこれ、絶対悲しいこと起きるやつ…。わかっていても、アシュがサージを慈しみ育てるようになって、サージが健やかに逞しく育ち、どうかこのまま幸せに、と思ってしまい、なかなか読み進められませんでした。怖くて。祭祀の日は怒涛の展開で燃え上がる炎が見えるようでした。司祭が全滅したのは胸がすいたのですが、アシュが…。心臓に悪い展開です。アシュの最期が近づく日々を丁寧に綴られていて、サージの献身と明るさと一心に涙涙。もうとにかく読んでほしいです。途中重くて、しんどいですが、その分幸せを取り戻した2人の姿もきちんと書いてくださっているのが嬉しかったです。カーリンがいいヤツでした! 続きを読む▼
  • (5.0) ファンタジー
    nanaさん 投稿日:2022/8/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 作者さんには珍しいファンタジーですが、こちらも素敵な物語でした。 ムゴイ設定もてんこ盛りだけど、切ない中にも救済がある。やっぱり好きだなあ、この作者さん。 ただ1点。サージが聖獣としてDNAに刻まれた様々な記憶(?)を持っている設定なのに、(それらの生態を殆ど知らない人間たちにすら広く知られている設定の→)涙の秘密だけは知らないことに違和感があった。アシュは薬で朦朧としていたから仕方ないかもだけど、いや、だからこそ思い出せよサージって思ったし、カーリンは何しとんねん?と。苦痛が強く長く続くだけに、そこを読んでる間じゅう、クラクラ目眩がした。 まぁ、ちょっとした理屈や設定ひとつでクリア出来る問題だとは思うけど、色んなクリア方法が考えられるだけに、そこの処は後付けでもいいからクリアにしといて欲しかったです。 続きを読む▼
  • (5.0) 大人のおとぎ話のよう
    w.w.2017さん 投稿日:2022/8/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 『神の愛し子』として聖職者の慰みものにされていたアシュが、命懸けで逃げ出し、セージを見つけ、育てる事で自分の命よりも大切だと思えるものが出来た。セージもアシュを慕い、それは愛情へと変わりお互いが唯一の存在となる。 昔の自分と同じ境遇の男の子を逃がす為、王都の聖堂に戻り、アシュが犠牲になってしまった時は、命が助かって良かったとホッとしたものの、火傷が酷く衰弱していってるとわかったときは、切なくて堪りませんでした。セージの躊躇いのない想いに胸をつかれ、セラの曾祖母の話の『ドライトンの涙は万能な薬』がここで繋がるのかと『王子様の涙でお姫様は元気を取り戻しました』みたいなおとぎ話が浮かびました。 一時はどうなることかと思いましたが、2人が幸せになれてホントに良かった。『そして2人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ』 続きを読む▼
  • (5.0) 美しい表紙に彩られる作者異色ファンタジー
    MWさん 投稿日:2022/12/18
    yoco先生のイラスト表紙が目を惹くBL小説。安西リカ先生の作品で初めてファンタジーもの読みました。ほのぼのハッピー作品が多い作者さんなので、かなり異色の作品かも。冒頭、子どもの頃に聖職者たちに買われて性虐 待されていたアシュが主人公。その 後の展開もかなり覚悟してましたが、それほどキツい描写はないので、地雷心配な方も大丈夫かと思います。今まで生きるのに必死で孤独に生きてきたアシュが、自分の全てで庇護する存在、サージに出会い、そして小さかったサージは成長して、、yoco先生の美しいイラストも相待って、愛することの深さを知る素敵なファンタジーに仕上がってます。一巻だけで終わるので読みやすいですし、安西先生お好きな方だけでなく、初めての方にも読んでもらいたいな〜 もっとみる▼

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