最初にあれ?と思ったのは「ロマンスしてもいいわよ」でした。え、昭和?それともアンジェリカの中身がおばさんだから?62歳くらい?
その後も「胸キュン」とか「ポーッとして」とか「ハートの目になっちゃうわ」とかちょいちょい古くさい表現が…。一度
気になると頑張って文章を若作りしてるんじゃないかと邪推してしまい、すっかり本の世界から現実に戻ってしまいました。ヒロインもいわゆる「おもしれー女」扱いなのが一昔前っぽかったです。
ところでバリキャリで賢い設定ながら「けんけんがくがく」はわざと使ったんでしょうか。読み進めるにつれてアンジェリカは本当に聡明なのか?浅慮じゃないか疑惑が湧き、どんどんチープ感が増していく不思議な小説でした。対象外の社会人経験者のおばさんが読んだらいけないですね。ちなみにあとがきではとうとう登場人物の名前まで間違えちゃってるけど大丈夫!?
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