かなりの良作という感じ。そこそこ楽しめて、欠点はほとんどない完成度の高いライトノベル。いわゆる追放ものの中で、追放した側でそれなりに面白いストーリーが平行してるのが新しいと言えば新しいのかな。追放した側もなんか憎めないキャラだし。
欠点は大
きいものはないんだけど、動機とかが強くなくて目的も強く無いしなので穏やかに物語が進行すると言えば聞こえはいいが盛り上がりがさほど無くて地味というのはある。あと、タイトルの理論ってけっこう殺伐とした発生だと思うんだけど、なぜにこのタイトルにした?ってのはある。
日本語とかは問題無いし流れもスムーズ。ストレスフルな展開も無いし、読んで損するとか嫌な気分になるということはない。
欠点が小さい、標準以上のレベルの良作だと思う。
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