王様が王妃に執着します。
政略結婚でしたが、実は昔からあなたのことが、お前のことが、好きだったんだー。という両片思い。素直に想いを伝えていれば、未来の王母を目指していた公爵令嬢の人生も狂わずにすんだでしょうに。
令嬢は、ただただ王母になりた
くて、側妃制度を利用するため、実家の被雇用女性を王妃の女官として送り込み、王妃に子のできない薬湯を飲ませ続けました。あげく、王と関係があるかのようなシーンを見せつけ、傷心の王妃は別居。5年子ができなかったら、側妃を立てるという制度で令嬢は側妃候補
に。どうしても子供が欲しい令嬢は王と同じ髪色、目の色の男たちに、麻 薬の要素もある媚 薬を使うまでして、身を任せたのでした。
王夫妻の両片思いの不器用な恋愛が、恐ろしい事象を引き起こしまた。
本筋より、彼女のことがきになりました。聡明で美貌の、国宝ともいえる令嬢だったでしょうに。
もっとみる▼