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ライトノベル
黒い獣に幸せのキス【電子特別版】
1巻配信中

黒い獣に幸せのキス【電子特別版】

1,300pt/1,430円(税込)

910pt/1,001円(税込)
12/14まで

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作品内容

港町で文官として働くライナスは、ある事がきっかけで職場に居づらくなった上、過労で倒れてしまい休職することに。そんなライナスのもとに、幼馴染で有望な軍人であるクライヴが帰ってきた。クライヴは戦功を立てた結果、「獣軍人」になる誉を得たという。「獣軍人」は獣の力を宿し、一騎当千の力を発揮するが、力が馴染むまでの間、完全に獣の姿になってしまうため、ライナスに面倒を見てほしいそうだ。ふさふさの尻尾に三角形のお耳、そしてライナスに撫でられるのを好む姿は、犬そのもの。犬クライヴの世話を焼きながら、二人の生活が始まるが…?

【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリー「可愛いとはこういうこと」「唯一の灯り」を電子版だけに特別収録!

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  • 黒い獣に幸せのキス【電子特別版】

    1,300pt/1,430円(税込)

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    港町で文官として働くライナスは、ある事がきっかけで職場に居づらくなった上、過労で倒れてしまい休職することに。そんなライナスのもとに、幼馴染で有望な軍人であるクライヴが帰ってきた。クライヴは戦功を立てた結果、「獣軍人」になる誉を得たという。「獣軍人」は獣の力を宿し、一騎当千の力を発揮するが、力が馴染むまでの間、完全に獣の姿になってしまうため、ライナスに面倒を見てほしいそうだ。ふさふさの尻尾に三角形のお耳、そしてライナスに撫でられるのを好む姿は、犬そのもの。犬クライヴの世話を焼きながら、二人の生活が始まるが…?

    【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリー「可愛いとはこういうこと」「唯一の灯り」を電子版だけに特別収録!

レビュー

黒い獣に幸せのキスのレビュー

平均評価:4.4 21件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 辛い話が多く、SSだけでは回復しきれず
    TJKさん 投稿日:2023/10/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 幼馴染み・すれ違いラブに獣化をプラスした優しいお話でした。先生の作品でも他の作品でも獣関係のものは多く読みましたが、今回は特殊な気がしました。半獣半人とか、人から獣化(その逆を行ったり来たり)とか色々ありますけど、この「どうなるか分からない。獣化行き、片道切符の可能性」というパターンは初めてでした。タイトルから、素直にハピエンしか考えていなかったので、「え?まさかこのまま…」な範囲気をラスト付近まで引っ張られた時にはさすがに焦りました。早朝の清々しいはずの空気感が、まるで夕暮れ間近の逢魔時のような陰鬱さで…正直メリバ(先生の作風的にバドエンはない気がしました)かーと思いました。ギリギリまでハラハラさせられましたけど、その為の不確定獣化要素だったり、長年のすれ違いだったりしたのかなと思います。大半が辛めのターンだったので、最後のSSでの甘々ストーリーだけでは、あまり回復しきれなかった感がありました。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) よかった
    ななし774さん 投稿日:2023/3/12
    【このレビューはネタバレを含みます】 表紙絵に惹かれて買いましたがすごくよかったです!主人公二人が本当に屈託のない男友達であり、兄弟であり、恋人である様子が存分に味わえました。初めからお互いを大切にしていることが台詞からもよくわかるし、誰よりもわかりあえてる感が滲み出ていて、始終安心して読めました。最後もしかして戻らないパターンかと心配したけど、ハッピーエンドでよかったです!その後の職場の様子や、周囲にも受け入れられてる様子、二人の結婚生活も垣間見られて大満足です 最後に口付けで獣から人に戻り海岸で全裸、っていうところではからずも白雪姫や人魚姫などのプリンセスがいろいろ混ざって思い浮かんでしまいました笑 実際には筋骨隆々の男の人なのに笑 挿し絵も素敵だし、嫌なやつは出てくるけどギャフンされるのですっきりだし、溺愛&包容力で主人公の二人ともめちゃくちゃいい男で、かなりおすすめです! 続きを読む▼
  • (5.0) とてもよかったです
    salmonさん 投稿日:2023/1/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 港町の小さな役所で働くライナスは故あって休職中で、その彼の元を訪れたのは戦で大活躍して英雄になったクライブ。クライブは戦争孤児で7才のときにライナスの家に引き取られ同い年のライナスと共に過ごし、15才で軍人になるために家を出ましたが、人智を超えた力を持つと言われる「獣軍人」になる期間の面倒をみてもらうためにやってきました。 このお話すごくよかったです。ほとんど港町の一軒家とその界隈で完結するので派手さはないですが、落ち着いていて地方の温かさと一緒に閉塞感もあってしみじみとしました。クライブはライナスより世慣れていますが、2人とも真っ直ぐで純真です。後半はせつなくなりました。伊達先生はハズレなしですね。 電子特別版特典の「可愛いとはこういうこと」「唯一の灯り」はこっちが恥ずかしくなるくらいラブラブです〜。 2022年4月 総232ページ 挿絵あり 続きを読む▼
  • (5.0) 初夏に読みたい
    くるまるさん 投稿日:2022/6/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 小さな港町の限りある季節、何か秘密を持ち久しぶりに帰ってきた軍人になった幼馴染、獣軍人になれたら去ってしまう限られた時間、辛くても定点でしかない暮らせないライナス。石畳の道路と小さな波の音が聞こえてきそうな、ショートフィルムを見ているような気分になりました。限られた時間の中で二人の気持ちがどうやって近づいて行くのか、獣軍人になったらどうなってしまうのか、時折り訪れる軍医にも策がありそうで、ハッピーエンドを願いながらもハラハラしながら、あっという間に読み進めてしまいました。受けのライナスが今時のナヨナヨ女子系でなかったのも新鮮で、読後感はサッパリほっこりささられました。おまけのショートストーリーがさらに二人の関係と性格が書かれていて「幸せにね」とこちらも心が暖かくなって思い読み終えました。 続きを読む▼
  • (5.0) お互いを想い合う愛の深さ
    ぱぐさん 投稿日:2022/7/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 作者様買いです。幼い頃に養子になり兄弟同然、双子のように育ってきたクライヴとライナス。軍人となり家を出ていたクライヴがある理由からライナスの家を訪ねてくる所から話は始まります。職場で辛い思いをして休んでいるライナスがクライヴとの生活を経て自分を大切にすることができきるようになっていきます。少しずつ少しずつ話が進んでいき、ラスト手前では読みながら涙が止まりませんでした。途中であれ?この話ってもしかしてハッピーエンドじゃなかったのかな…と不安になることも。(ちゃんとハッピーエンドでした。)本編で涙を流したこともあり、電子特典の話2本は本当に救われました。獣姿のクライヴのイラストがとても可愛く癒されます。 続きを読む▼
  • (5.0) 表紙で勝手にハピエンと思い込んでいるのに
    スピーカーさん 投稿日:2022/5/22
    心のアップダウンに心臓潰れてしまうかと思う展開で、最後まで気が抜けなかったです。だからこそオマケが本当にありがたい。拝むレベル。海辺の街での生活はそれこそ魔女宅を彷彿とさせる描写で和ませる。にも関わらず、田舎ならではの人間関係の悩みや休職に 至る件は現代人にも通ずるところがあり、心が痛む。この絶妙な禍福の織り交ぜが読者を引き込んで離さないんだと思います。ちょっとお高いですが、構成や物語性を重視する人は買って損はないです。エロ重視の方は物足りないかも。私は大満足です。 もっとみる▼

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