コミック化がとても好きな絵柄で、気になっていましたが原作者が岡達先生と知って原作を購入しました。
ブサ猫に変えられてしまったことで、自分と向き合う覚悟を決めるマリーと、マリーであるブサ猫にシフォンと名付けて飼い出した元帥のお話でした。
元帥がマリーの事をいつから思っていたのか。
読み進めればわかっていくのですが、その思いの深さにマリーは慰められ、自分自身の存在を肯定することになります。そこがよかったです。
最近話しを進めたいがあまり、登場人物の心の機微が丁寧に描かれていない話ばかりにあたってしまい残念だったのですが、そこは岡達先生。安心して楽しく読み進められました。
マリーもまた、ブサ猫になってから元帥自身の優しさに触れ惹かれていくのですが、そこも良かったな。
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