子犬のように耳が垂れてキューンキューンと鼻を鳴らしてるように見えてくる笑 それがヒロインの胸をきゅんきゅんさせる とまぁ、ここまで来るのに二人の葛藤があったわけだけど、ヒロインがあまりにも面倒くさい性格なものだから、読んでいても理屈っぽく
て「ん?どう言うこと?」と読み直すこともしばしば。心優しいヒーローは自分を守りたいがために 愛することはない 伴侶を選んだ。そこには愛するが故に禁術にハマり、愛してやまない人を傷つけまた自分をも傷つけることになった親友であり側近として仕えた第一王子の事件がある。これがかなりのトラウマで人を愛することに恐れを抱くようになる。でも、愛することはないと言いながら、ヒロインと結婚してから少しずつ変わっていく。5年経っても愛せなかったら別れましょうと条件を出すヒロインにどんどん惹かれていく。では、ヒロインはどうか?と言うとヒーローを好きでもなんでもないと言う…なかなかに面倒くさい。素敵なヒーローは周りのご令嬢やご婦人に大人気でヒロインは妬みの対象。それもあり、意地悪を言われたりされたり。その意趣返しをしたくて離婚はせず自身を磨き夫に見合う自分となるべく努力を始める。読んでいて爽快!悪い奴らを言い負かす。気分よし!王太子から外れた第一王子がその後どうなったのかが気になるところ。愛し合っている元婚約者と幸せになって欲しい。
もっとみる▼