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少女マンガ
僕から君へ 羅川真里茂傑作集 1巻
1巻完結

僕から君へ 羅川真里茂傑作集 1巻

529pt/581円(税込)

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作品内容

冬のある日、夏己が死んだ──ひろむは15年前、彼と出会った日のことを思い出す…。24歳で逝った友とのかけがえのない日々を回想する感動作『僕から君へ』他、少年たちの美しく懐かしい田舎での日々を描いた『東京少年物語』、ほろ苦い青春ストーリー『がんばってや』を収録!(『東京少年物語』『がんばってや』はコミックス「東京少年物語」にも収録されています。)

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 僕から君へ 羅川真里茂傑作集 1巻

    529pt/581円(税込)

    冬のある日、夏己が死んだ──ひろむは15年前、彼と出会った日のことを思い出す…。24歳で逝った友とのかけがえのない日々を回想する感動作『僕から君へ』他、少年たちの美しく懐かしい田舎での日々を描いた『東京少年物語』、ほろ苦い青春ストーリー『がんばってや』を収録!(『東京少年物語』『がんばってや』はコミックス「東京少年物語」にも収録されています。)

レビュー

僕から君へ 羅川真里茂傑作集のレビュー

平均評価:4.6 9件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 知っているつもりで、知らない事ばかり
    碧空さん 投稿日:2022/10/16
    二か月前に会った幼馴染が、突然死亡する。 アドレス帳には、自分の名前以外、記載がない。 折りこみに、詩がはさんでいた。 ありがとう ありがとう・・と、綴られていた詩。 幼馴染には、母と同じくらいの年上の愛人が居たり、知らない 事ばかり。 余韻が残る回想録。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 作者様の視点に脱帽です
    asuntaさん 投稿日:2021/7/29
    【このレビューはネタバレを含みます】 レビューに東北の子が主人公とあり、転勤前に3年間東北にいたので懐かしくなって読んでみました。 表題作「僕から君へ」は亡くなった友人の追憶から始まるストーリー。子供の頃の無邪気(で残酷)な振る舞いと大人になってから気付く事情を振り返りつつ独り淡々と友人(夏己)を偲ぶヒロム。性格、生い立ち、方向性等が違っていても、子供の頃に一度友となればその関係はどちらかが続けようと思えば続くもので、私にも覚えがあるなぁと今は疎遠になった友を思い浮かべながら読み進めました。ヒロムとは別の道に進み決して深い親交があったわけでもなかった夏己が密かにしたためていた胸のうちを思いがけなく知った時、後悔と懺悔と懐かしさと感謝とが入り混じって堪らず涙したヒロムに私も胸が詰まり自然と涙が溢れてきました。おそらく誰の心にも1人は夏己みたいな友人がいるんじゃないかな。今はどこで何をしているのか分からないけど、小学生の頃の友人に想いを馳せてしまいました。 2作目「東京少年物語」は親の離婚で図らずも東北の母の実家に引っ越すことになった吉蔵と従兄弟である鷹ちゃんのお話。吉蔵は東京に未練があって自分の不運を嘆くのですが、一方で少しずつ現状を受け止めて成長する姿に頼もしさを感じます。その吉蔵の従兄弟である鷹ちゃんは、しっかり者で吉蔵も頼り切っている兄貴的存在。ですが、鷹ちゃんはしっかりしているんじゃなくて心配をかけさせたくないだけで。。病室で歌った海の歌、歌詞全てを読むとなんて情緒豊かで美しいんだろうと年齢を重ねた今だからこそ染みるものがありますね。鷹ちゃんの耐える姿や吉蔵の思いやり、子供心が上手に表現されていて2作目もこの作者様に泣かされてしまいました。 3作目は「がんばってや」。進学を機に上京した東北の若者が主人公。方言を気にして言葉を発するのを躊躇ってしまう気持ちは私にも覚えがあるので凄く身近に感じます。そういう地方出身者の悲哀をうまく表現されていて視点がいいなぁと感じました。上京して30年経った今では方言を指摘された経験は単なる笑い話になっても、当時の自分は必死だったなぁと思わず振り返ってしまいました(笑) この3部作、東北に所縁のある方はもちろん、田舎に何かしら思いのある方には染み入る作品かなと思います。私は読んで良かったなぁと思いました。 続きを読む▼
  • (5.0) 等身大な男子の、セピアな田舎3部作品。
    lvivさん 投稿日:2017/5/31
    文庫版でお得な288ページb。 表題作+東京少年物語+がんばってや、計3作品収録。 本作はどれも田舎(東北・青森)と東京を移り住む、少年・青年たちの少しもの悲しいセピアなお話集。 最後のがんばってやは女の子との恋愛も入ってましたが 、前の2つは少年たちの友愛のストーリー。 特に表題作の僕から君へは寂しかった。。 お互いに性格もタイプも全く違うけど子供の頃からの付き合いで、その特別な想いが切なかった(BLではないけど)。 東京少年物語も中学に入ったばかりの主人公が急な引越しで環境が変わり、徐々に価値観が変わっていくところが良かったです。 3つ目のがんばってやは一番新しいのか絵もそんなに古くなくて見やすく、恋愛の話もあって一番少女漫画ぽい。 話の深みとしては収録順に良くて古い作品だけど最初の2つの話のほうが好きでした。 作者さん曰く、田舎4部作のうちの3作品だそう。 文庫化でのあとがき当時、4作目の予定はまだで日の目を見るかもわからないとあったけど、たぶんそれは現在少年誌連載中のましろのおとかな?と思いました。 ちょうどキャンペーン中で1巻無料を読んだとこでしたが、青森から上京してきた男の子の津軽三味線の話で読み応えのあってかなり面白そうです。 まだ連載中のようなので、いつか全巻読みたい作品。 作者さんは東北(青森)出身なのかな? 赤ちゃんと僕が有名な方でしたが、主人公が男子で恋愛より友情や家族の話が多く、等身大の男子の話が上手な方だな〜とあらためて思いました。 最近BLを読むようになったせいか、こういう等身大な男子が主人公の話は面白いです。 ほかの作品も機会の合うごとに作者さん買いしていきたい。 もっとみる▼
  • (5.0) 10なん年ぶりに購入、再読
    yukaさん 投稿日:2020/1/4
    初めて読んだのは小学生、中学生でした。何度も何度も繰り返して読んだ作品です。その頃から羅川先生の大ファンで、表題作僕から君へは生涯心に残る作品でしょう。本も漫画もそうですが、時間が経って再読するとまた全然違った感覚です。幼馴染というか、腐れ 縁というかそういう関係って凄く尊いよなぁとしみじみ感じました。例えば小学生の同級生だと、途中、族に入ろうがヤクザになろうが、やっぱり記憶はあの頃の小さい彼、彼女のままなんです。あの頃に帰りたい、連絡取れなくなった奴らに会いたいと思い起こさせる作品です。 もっとみる▼
  • (5.0) 大好きです
    カヲルさん 投稿日:2022/8/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 んもう、羅川先生作品はどうしてこんなに面白いのでしようか!? 1本目と2本目の終盤はどちらも涙ダラダラでした。最高です。面白すぎる。ラストの3本目はエールをもらえる話でした。 どの作品も、わかるなあ、と感じさせられます。多分自分がもっと年を重ねて読み返すと違う感情を抱くのかな、と思います。そういう面でも長く楽しめそうです。 羅川真里茂先生が一層好きになりました…! 続きを読む▼
  • (5.0) 感動
    ちもさん 投稿日:2018/7/28
    三本とも号泣です。 とても大好きな作品になりました。。。。

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