学生の頃、小椋先生の作品の中の恋愛に憧れてました。この作品は 高校生男子の友情とそしてその一人と女子高生の恋愛を描いています。決して ドロドロ劇ではないです。ちょっと トレンディーな映画を観ているようです。出てくる女子高校生たちのヘアスタイ
ルが時代を語っています。あぁいうヘアスタイル、そうそう 雑誌のモデルさん達がやってたなぁ。ふと眉毛も時代、微笑。ヒロインの女の子のふと眉毛におかっぱが むっちゃ可愛いです。それから あの時代は 猫も杓子もロングコートを着てたなぁ。ファッションを見ているだけでも楽しい作品です。わき役の義理母が ちょっと あの頃の浅野温子さん風だったり、先生が 陣内孝則風だったり。内容は、青春です。1,2巻とも短編が収録されているのですが、1巻目のは、泣きました。温かくて、暖かくて、泣きました。2巻目の短編は 私もできれば 大学生の頃 あんな風にビジネスマンと恋に落ちたかったなぁ、なんて思いました。
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