中学生の頃からぶ〜けやマーガレットを貪り読み、中でも相模先生が大好きだったわたしにとって、もっとも食指が動かないタイトルでしたが、最近読み放題で昔の作品を読み返し、改めて先生の素晴らしさを実感。ここ10年ほど先生の動きを全く追えていなかった
ので、意を決して読んでみたら、題材がプロバスケットボールなだけで、先生の作品の芯にあるものは全然変わらない。先生はとても言葉に敏感な方で、一瞬の一言やモノローグが持つ鮮烈さも変わりありませんし、さらにシンプルになった、魂の底からの生命の肯定(大げさでなく、地に足がついた好ましいもの)がとても新鮮に映りました。最近は作品を描かれているかわかりませんが、またこんなところに書いたレビューが先生の目にとまるとは思えませんが、20年以上ずっと先生に勇気付けられてる人間がいることを知っていただけたらいいのにと思います。先生、ありがとうございます!
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