最後まで一通り読んでほしい作品です。心に突き刺さります。
最初の方だけ読むとただの恋愛成就のハウトゥ本に思えてしまうかもしれません。確かにその要素がこの作品の大部分を占めています。でも最後まで読んでいてそれは本質じゃないと思いました。
数々の恋愛をしてきて、本当の愛とは何なのだろうか。愛と真摯に向き合っている作品だと思いました。
正直なことを言うと、2巻と3巻の前半は結構流し読みをしていました。男女の恋愛の移ろいをただ眺めていました。しかし3巻の後半は気づいたら熟読していました。きっと愛の本質に触れた気がしたからなのだと思います。決して2巻と3巻前半を蔑ろに考えている訳ではありません。恋愛の移ろいがあったからこそ3巻後半で心に突き刺さったのだと思うからです。
とりあえず一通り最後まで読んでほしい作品だと思います。
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