期間限定読み放題です。靴川先生好きなので、あらすじレビュー読まずに読んでビックリしました。雨島…スゴイですね。頭を揺らしたらチリンチリンと音がしそうな程おバカさんですね。でも憎めない。だって最初から好きがダダ漏れだもの。雨島が黒橋に対して中
々よろしくない行動が続きますが、余りにも人格に差がありすぎてイジメにもなってない。黒崎がため息をつく度、私も愛を込めて苦笑いでした。勉強でも生き方でも、周りに導いてくれたりモデルに出来る大人が居なければ方法を誤るもんです。先輩への子ガモな姿を見ていたら、雨島はバカであると同時に滅茶苦茶純粋な子なんだと思えます。泣き顔見たら分かります。そして人一倍苦労して大人びてしまった黒橋には危なっかしい雨島が放っておけない。そして年相応の感情に蓋をして淡々と生きていたのであろう彼の気持ちを揺さぶれたのも、おバカで純粋な雨島だからこそかなと。靴川先生、癖の強い人物をサラリとお上手に描かれますね。その加減がいつもツボです。地味にファンでしたが、本作でツボ押しまくられました。今後は作者さん買い決定です。
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