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表題作+「青少年流」シリーズ3話。
表題作…良科、文、数志、三人三様のダメ加減が良かったです。特に、良科が自らの行いに気付いた後も上から目線で文のことを考えているのが、ものすごくダメダメ感があってとても好きですね!
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点で、カラオケ店での文。
数志は、酷いことはもちろん酷いんですが、バカだなぁって哀れを誘います。
周囲に惑わされずに自分で選ぶ、人はそこから強くなれる、そんな話。
全体的に、ドラえもんの名エピソード「ぼくよりダメなやつがきた」を彷彿とさせるものがあり、非常に良かったです。
タイトルも、前後につながる言葉を色々と考えさせられて好みです。
・「青少年流」シリーズは、同著者「みっともない恋」収録作の続き。DK。鳩のおバカぶりは健在、終平は完全に鳩のかわいさに籠絡されてエキセントリック度合いが下がってます。ベタ甘。こちらは星3つ。
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