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恋の足音が聞こえる
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恋の足音が聞こえる

574pt/631円(税込)

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作品内容

サラリーマンの加藤と岩田の腐れ縁は高校の時から35歳になった今でもなくならず。
そんな二人は昔からやっていた流れで、定期的に会っては抜き合いをしていた。
お互い彼女がいた時期もあったり、お見合いをすすめられたりするものの結婚にはいたらず、この関係がまだまだ続くと思っていたが……。

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  • 恋の足音が聞こえる

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    5/2まで

    サラリーマンの加藤と岩田の腐れ縁は高校の時から35歳になった今でもなくならず。
    そんな二人は昔からやっていた流れで、定期的に会っては抜き合いをしていた。
    お互い彼女がいた時期もあったり、お見合いをすすめられたりするものの結婚にはいたらず、この関係がまだまだ続くと思っていたが……。

レビュー

恋の足音が聞こえるのレビュー

平均評価:4.5 106件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) よかった
    youさん 投稿日:2024/1/14
    【このレビューはネタバレを含みます】 リアルな30代って感じだった。腐れ縁の親友が実はゲイで自分のことが好きだった。ゲイだってことより隠し事されてたことがイヤで、何も気づいてやれず、知らずに傷つけてきたのかと落ち込む。今更好きだと言われても恋愛対象になるのか、愛情を持てるのかと考えてしまうが、たとえ同情からでも受け入れてもらええば嬉しいという後輩の言葉に心が軽くなった。で、とりあえず情はあるから受け入れてみることに。そして、やっぱり居心地がよくて愛おしい存在であることを認識して、自分の幸せを手に入れた。続き見たいなぁ。後輩くんカップルの話もぜひお願いしたい。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 大人の恋
    ムギさん 投稿日:2021/10/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 恋が始まる直前や始まったばかりのお話が続いたので、次は大人の恋を。レビューの「リバ」も気になります。 そうなんだ、えーそういう展開なんだとなかなか新鮮でした(私の読書経験値の問題だったらすみません)。でもリアルな感じ。落ち着いた素敵な大人の恋で面白かったです。 以下がっつりネタバレしてます。 「支えてあげるだけの存在ではなく…」…とか言ってなんだかんだ言い訳を並べてしまうのはそういうことなんじゃないの?と思ってました。でもどうやら違うらしい。愛はないらしい。35歳までそんなこと続けておいて?まぁそこはおいとけないけど おいといて笑。でもいくら調子に乗るなと言われても「グレー」なら修がぐいぐい来るのも頷ける。恋人か絶交か。20年来の親友と今更縁を切りたくない気持ちもわかるけど、だからといってそうなる?あいつ自身を否定することになるの?独身を貫いてきたのはやっぱり修の存在なんでしょ?でも違うと…。本当に愛は少しもないの?とちょっと残念というか疑ってましたが「身体が繋がれば…」おお 納得笑。愛ではないけど 他の誰とも違う、絶対に失いたくない特別な存在なわけですね。そしてたぶん好きになれるだろう人…だと。 同情ならお断りの場合もあるし、どっちならいけそうか ノンケのハードルが高い方が作品によって異なるのも面白い。夢みたいとか痛いの我慢してるのたまらなかった。「芽生えていくのを感じる」にもぎゅーんときたし「いつから」なのかも興味深かったです。「求めていた存在が一番近くにいた」やっぱり無自覚なだけだったのか… それとも心が追いついたのか。そんなこともうどっちでも良くなるような、幸せそうな二人でした。 続きを読む▼
  • (5.0) リバの尊さを感じた大人の純愛でした。
    Anno//さん 投稿日:2021/10/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 初めて読む作者様です。フォローしている方のレビューを拝見して、そんな関係て?と思いました。よく見ると、表紙の大人感漂うシャツを握る指にも惹かれて読んでみました。 20年間触れ合う仲なのに特別な感情が芽生えないなんて、なんだろうな?と不思議に思いました。(人が成人する年月。) 鈍感…と言うと失礼だけど、そんな主人公が可愛いなと感じ、体の関係からとりあえず…という彼の提案にも、親友 修さんが身体をはってあげたんじゃ?と感じた2人の初ベッドシーン。あぁお尻…とそのシーンで何故が涙 修さんの長年の想いはきっと攻めなんじゃ…と思うと、その愛に感動しました (修さんが受け入れました。) 最後、主人公からのあのひと言… 気持ちが深まると受け入れたいーてそんな男性の感情を、私は永遠に理解する事は出来ないんだろうなと思うと、リバって愛が深いんだな…と感動しました。また、2人の歳だから余計に深く感じたのかなと思います。 修さんの20年越しの想いと、主人公を”男性”として尊重し関係を始めた情事。こんなに落ちついて他人の気持ちを優先出来る人はなかなかいないよ、と修さんの想いには感動でした。「体が繋がれば心も…」の主人公の言葉には私もなるほど…と思いました。それを受け入れた修さんもすごく愛が深いな…と。 読みながら”?”と、主人公の気持ちが分からなかったのですが、フォローさんのレビューの、でも違うと…にそうそう!と共感してしまいました。この作品を読んでいる時間は本当に楽しかったです。ありがとうございます 続きを読む▼
  • (5.0) 腐れ縁からの恋人。とても良かった〜
    わっきゃさん 投稿日:2018/2/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 サラリーマン同士、高校時代からの腐れ縁で既に35歳の岩田×加藤。この二人の設定がなかなか他には無く面白かった。 高校時代に好奇心からのヌキ合いをし、それぞれ彼女も過去にいたけど未だにヌキ合いをする35歳。あんなシャワーしながらやっていて一線を越える機会は無かったのかと不思議な関係。 ある日ワケあって岩田のゲイがバレてしまう。自分の告白にあっさり納得出来た加藤の姿に驚く岩田。そこからは開き直りの押せ押せで付き合おうと迫り、加藤は逃げながらもちゃんと愛情と友情と同情を悩む展開がいい。 岩田の気持ちを受け止めようと結論を出した加藤から一線越える提案をし、その気持ちを汲んで岩田が受け側になり、そこからリバで岩田×加藤に落ち着く流れがとても丁寧で良かった。それにしても気持ちを隠し通して来た岩田の忍耐強さには感心するわぁ。 最初20歳の女の子とお見合いデートの時に加藤が、庇護欲からの愛情よりも同じ歩幅で支え合える相手がいいと思っていた時に結末は見えていたけど、まさかこんなステキなお話になるとは。それぞれの心の揺れ動きや覚悟や愛情がとてもしっくりくるいいお話しでした。 続きを読む▼
  • (5.0) 親友から恋人へ
    はちとさん 投稿日:2022/9/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 作家さん買いです。高校生時代から社会人の現在に至るまで、お互いに独身で友人関係が続いていた修さんと義明さんですが、ある日修さんがゲイだと分かり、義明さんを口説くようになって二人の関係性に変化が生まれました。修さんと友人以上の関係になるか、離れるかの2択を突き付けられ悩む義明さんは、職場のゲイの後輩くんと話をして自身の想いに気付き、修さんと身体を重ねる決心をします。義明さんはノンケなので受け身に抵抗があり、最初の内は攻める側なのですが、修さんに対しての情が愛情だときちんと自覚してからは、抱かれる側で固定します。基本的にリバは得意ではないのですが、野萩先生があとがきで書かれていた説明がとても的確で、すんなりと読むことが出来ました。むしろ段階を踏むことによって、修さんの義明さんへの愛情や、義明さんが修さんを心身共に受け入れた時の感動をより強く感じました。描き下ろしでは長年の片思いの拗らせで、やや後ろ向きの修さんでしたが、義明さんから愛情を一杯貰って、何歳になってもずっとイチャコラしていて欲しいです! 続きを読む▼
  • (5.0) 大人の恋愛、こういうの好きです〜!
    まるさん 投稿日:2021/10/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 フォローさん達のレビューがいくつもあがってて、すごく興味を持ちましたー。セールのお知らせ、ありがとうございました(ギリギリ間に合った)。学生の時からの付き合いで大親友。そんな二人の関係が10数年の時を経て変化し出します。35歳まで慰め合う仲ってのも、相当仲良しって言うか、親密過ぎとは思いますが、そんな身近にいた関係を一歩進めるか断絶するかなんてホント悩みどころ。でも、大切な関係だからこそ、義明は一歩踏み出したんだなぁ。フォローさんのレビューで自分が義明の立場だったらというものがあったけど、私も受ける派だなぁと勝手に同意してました(笑)。修の長年の想いも堪らんですよね。バレなかったら、墓場まで持っていきそうな想いでしたもんね(切な過ぎる〜)。落ち着いた大人の恋愛で、思慮分別ある言動は共感できるものばかり。リバに焦点が当たってますが、ノンケの義明が抵抗ないようにこうなった訳で一時的(最初だけ)なことのように思います。ま、その配慮にもグッとくるけど。これはまた読み返す作品だと思います。 続きを読む▼

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