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作品内容

何も知らずに、100年生きるより。中山家のプレイボーイ×10年来の執着片想い――衝撃のコウ&日高編。「お前は俺の、すべて」 時はさかのぼり、駿人が中山家を出て少し経ったころ。このままの関係で幸せだとかみしめていた矢先、どう転んでか、コウと「キスを許される関係」になってしまった日高。わけもわからぬ夢心地と、あふれだす欲望。気がつけばコウとは、身体をつなげる関係になっていた。たぶん、人生で最高な時間。なのに日高の心には、何故か小さな不安が降り積もって…?10年ぶんのコウと過ごした時間。その一瞬一秒は、永遠に忘れることはない。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全6巻完結

  • STAYGOLD(1) 新装版

    600pt/660円(税込)

    ひとつ屋根の下で暴走する片思い 「隙みせたら容赦しねーから覚悟しとけ」 ―両親不在、血は繋がっていたり、いなかったり。ちょっとフクザツなお家事情の中山家は叔父兄弟と甥姪の4人ぐらし。それでも歪な「家族」は、なんとかうまくやってきた。 ―駿人(甥っ子)が優士(叔父)に好きと告げ、キスをするまでは。 13歳のままならない恋心は、大人と子供の境目で、ついに暴走をはじめる。 秀良子の人気タイトルが新装版となって登場! 同時収録は「宇田川町で待っててよ。特別編」
  • STAYGOLD(2)

    600pt/660円(税込)

    STAYGOLD待望の続話!第1巻・新装版とあわせて同時配信! 「…血がつながってなくても家族は家族だろう」 季節は巡り、駿人(はやと)14歳。中学3年生を目前にして高校へは行かず就職すると言い出す駿人に、見かねた優士はコウの友人・日高を家庭教師として中山家に招き入れることに。しかし日高から「おしてダメなら引いてみろ」とアドバイスを受けた駿人は、優士にそっけない態度で接してくるようになり…? 自立したい駿人、「家族」にこだわる優士、そして日高の下心もうずまく、注目の第2巻!!
  • STAYGOLD(3)

    600pt/660円(税込)

    中学生編、完結! 「駿人と菊花、連れてくから今までありがとね」俺には無理だ。優士から発された強い拒絶に、もとの家族に戻ったフリをする駿人。おかしな空気がただよう中、中山家を揺るがすさらなる嵐…母、帰郷。今は海女をしているという母から、ここを出ていっしょに暮らさないかと問われた駿人は……。駿人の母と優士の過去も明かされる、波乱と動揺に満ちた第3巻!描き下ろしも8P収録。
  • STAYGOLD(4)

    650pt/715円(税込)

    何も知らずに、100年生きるより。中山家のプレイボーイ×10年来の執着片想い――衝撃のコウ&日高編。「お前は俺の、すべて」 時はさかのぼり、駿人が中山家を出て少し経ったころ。このままの関係で幸せだとかみしめていた矢先、どう転んでか、コウと「キスを許される関係」になってしまった日高。わけもわからぬ夢心地と、あふれだす欲望。気がつけばコウとは、身体をつなげる関係になっていた。たぶん、人生で最高な時間。なのに日高の心には、何故か小さな不安が降り積もって…?10年ぶんのコウと過ごした時間。その一瞬一秒は、永遠に忘れることはない。
  • STAYGOLD(5)【電子限定特典付】

    650pt/715円(税込)

    【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】甥っ子(18)→叔父(アラサー)優士、ついに陥落!? お前の見てる世界に俺の居場所はあるんだろうか。中山家を出て、2年ぶりに帰省した駿人はすっかり大人びていた。もうあの頃のように優士に想いをぶつけてはこないし、射抜くような視線も向けてこない…。諦めのような、寂しさのような、煮えきらない気持ちに懊悩とするなか、突然知らされた駿人のアメリカ行きの決意。激しくざわめく心に優士は戸惑い、そして…。「この感情につける名前を俺はまだ――。」離れた心がふたたび交錯する、緊迫の第5巻!
  • STAYGOLD(6)【特典付】

    700pt/770円(税込)

    「優士、俺のこと 好き?」駿人へのこの感情を、なんと呼ぶのだろう?優士はついに、その名を知ってしまった。アメリカへ旅立つ駿人と菊花を見送って家を手放すことにした優士とコウは、それぞれ、ひとり暮らしをはじめる。けれど家族の面影がなくなった生活に優士はしだいに憔悴して―――。いつだって側にいて、想い続けてくれたのは駿人だった。中山家・10年の日々と恋、ここに完結!!さらに、コウと日高編、描き下ろし6P収録!【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】

レビュー

STAYGOLDのレビュー

平均評価:4.8 747件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) よかった…!
    ビアンカさん 投稿日:2024/3/20
    読み続けてよかったです…!感動した…!それだけ作品世界に没入した感じでした。BLジャンルにとどまらず人間ドラマとして面白かったです。

高評価レビュー

  • (5.0) ★きっと何度でも読み返す作品
    M2さん 投稿日:2021/12/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 名作は真夜中に出会う。ずっと気になっていて1巻だけ試しに、と思ったら、あぁ止まらない。読後も一睡もできず、朝を迎える。目は爛々。頭冴え冴え。 完結していなかったら、きっと情緒が大変なことになっていただろう。 「恋する人はふたつにわかれる。強くなるか、弱くなるか」という日高の印象的なモノローグ。 駿人の真っ直ぐでヒリヒリしそうな想いを「若さ」だと思っていたけれど、彼は真に強くなれる人だった。当時まだ13歳。いや、もっと前から彼は揺るぎない意志で優士を見ていた…。たくさん泣いた分、涙を流すのはやめた。その代わり、自分の気持ちだけは裏切らないように生きていく、そんな意志を感じた。きっと誰よりも自分を信じていたんだろう。 一方、優士はそうではなかったことに最終巻で思い知らされる。彼が小さい頃に描いた絵と、6巻で小さな彼が描く絵が忘れられなくて。家族の形に翻弄されてきた彼の心に落とした影。 それでも自分なりの家族の形を精一杯守り作ってきた彼を思うと、「弱くなる」ことは決して悪いことじゃないと思えた。 もう1組のcp、コウと日高。表情からは読み取れない日高の爆発しそうな想いがコミカルに描かれていて、クスクスと笑ってしまうこともあったのに…。あぁ、でも何をどうしたら何か違ったのか。2人の精一杯だった気がする。だってコウも賭に出たんだから。コウの「ごめん」の表情。こんな絵描けてしまうんだと衝撃を受けた。セリフ、コマ割り、絵、全てが完璧。漫画ってすごいと思った。だからこそ、日高の絶望が底知れないことが自分のことのように沁みた。でも生きてる限り物語は続くから…。 本作がすごいのは、この止まらないジェットコースターのような物語を割と淡々と描いていることなのだ。 主人公たちだけでなく、第三者的視点も組み込まれているからかもしれない。物語の中に消えていった人たち。勇気を出したり出さなかったり、行動に出たり陰ながら見守ったり。 彼女たちもそれぞれの物語の主人公なのだ。彼女らの物語の中で、主人公たちと同様に、精一杯生きてみたり、めんどくさがったり、なけなしの勇気出してみたり、失敗したり。 あぁ、そうか、これは他ならぬ「私」だ。 彼ら・彼女らの物語であり、「私」の物語なのだ。 涙を流してもいい、目一杯後悔してもいい、出来るものなら「知ってしまった100年」の方を過ごしたいものだ。 続きを読む▼
  • (5.0) BLというよりも
    まるころさん 投稿日:2022/2/12
    前に一度立ち読みをして、中学生とおっさん?ナイナイ。絵も好みじゃないし、とスルーしてたんですね。 そしたら一巻無料になっているじゃないですか。ナイナイと思った後もシーモア島で度々おすすめを見かけていたので、食指動かないながらも一巻は読んで みようかな?と改めて読んでみました。 結果、最終巻までぶっ通しで購入&読んでしまいました。すごく良かった!(出版社セールありがとう!) そもそも学生モノが刺さらない私。加えておじさんも好きじゃない。さらにBL作品で複数CPが出てくる設定が苦手。そのトリプルタッグでこの満足感。だからマンガってやめられない。 主人公は中学生の駿人と血の繋がらない叔父、優士。歳の差一回り以上。 優士、優士の異母弟のコウ、駿人、駿人の異父妹の菊花が一つ屋根の下で暮らしています。 どこにでもある、当たり前の『家族』。でもどこか歪な『家族』。 駿人が優士に想いを告げるところから物語が展開していきます。 最初に立ち読みしたときに、駿人のザ・中学生な感じにうわぁ〜、、ナイ、と思ったんですが、彼がこんなカッコいい奴に成長するなんて思ってなかった!惚れる。 菊花の先見性よ。 身体も心もどんどん大きく成長していく駿人と、どんどん皮が剥がれて小さくなる(主観です)優士の対比が素晴らしい。もうね、優士の中にいる幼い優士をギュッと抱きしめたくなりました。 駿人も菊花も真っ直ぐなんですよ。強さを持ってる。でもそれは、優士がいたからな部分がすごく大きいんじゃないかなと。どこにいても、血の繋がりがあってもなくても、紛れもなく『家族』だよ、優士! BLなんです。BLなんですが、それ以上に、ヒューマンドラマというか家族の物語。 モノローグが、短いながらも都度グッと心にくる言葉選びで、秀先生のセンスを感じます。 絵も淡白というか独特のタッチなんですけど、なんでこんなにキャラクターの心情が伝わってくるんだろう。心臓が痛くなるような感覚に度々襲われました。 正直、ラストはえぇっ、これ?これで終わりなの?と思ったんですが、続編があるんですね? メインの二人はもちろん、日高くん(この作品のBLの切なさを一身に担当)には絶対幸せになってほしいので、そちらも含めて続編の配信を待ちます! ストーリー重視の方は一読の価値ありです。 もっとみる▼
  • (5.0) 中山家のドキュメンタリーを見ている様な‥
    nanako-さん 投稿日:2023/6/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 実際の人たちの話じゃないかと錯覚するほど、日常みに溢れた家族の成長物語だと思いました! 血の繋がらない甥とおじとの恋愛事情をここまで深く緻密に組み立てられた作者様、本当に凄いなとただただ圧巻の一言です。 あと主要人物以外って、その場限りでさようならのイメージなんですが、どの人物もそれぞれの人生があり、ちゃんと前に進んでる。 ただ、最後まで理解できなかったのは、駿人と菊花の母親。登場した際は、かなりもやりました。 駿人の衝撃の告白と多感な年頃のギラギラした独特の感じと、一回り以上歳の差のある優士に対して頑張って背伸びしてる姿にやっぱり中学生よね〜と危なっかしくも微笑ましく見ていたのに。 いつの間にかギラギラからキラキラと眩しい好青年に!目線も近くなった駿人の成長著しさと、様々な可能性がある10代。優士じゃないけど、えっ?まさかそっちに?と驚きました!中学時代のテニスの試合での1コマを軸に、臆することなく果敢に挑戦する姿って素敵でカッコいい!いつか四大大会も視野に?ファミリーボックスの皆を見てみたい(笑) さておき、恋愛に関しても、好意を向けられる側の立場を知ってから、優士との向き合い方にも変化が訪れました。 駿人が急に自分の手の届かない存在になって、優士おじさんの戸惑う姿が妙に可愛かった。 正直キス止まりで、ここまで読ませるって凄い!! でも甘々もみたいし〜エロ補給したいと思ったタイミングで、4巻メインになる中山家 優士の弟コウと日高CP登場!じゅ〜〜ぶんに吸収できます。前がプラトニックだった分だけに、かなり満たされる事間違いなしです!小出しできてた2人の歴史が、というか日高くんの脳内暴走すごっ!てなりました!ちゃんと番外編で深堀りされており、本編後は是非。私は手に取らずにはいられませんでした! なにはともあれ、最終的にはあの優士が駿人に面と向かって「好きだよ」って感無量しかない!!駿人もまさかの返答に二回もきいちゃったしね〜!!嬉しさ噛み締めちゃうよね!まさに長い歳月想い続けた駿人の粘り勝ち!1巻からは想像つかない!あの優士を変えちゃうんだもん!おめでとうの拍手を贈りたいです! その後、家族は一旦バラバラに離れますが、どこに居ても絆の深さに心温まります。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

恋愛と家族愛の違いは
分析:まゆびー(シーモアスタッフ)
恋愛と家族愛の違いは何なのか?そのどちらについても考えさせられる作品です。少し複雑な中山家のなかで、駿人の成長とともに進んでいく関係に注目です。駿人の優士への一途な片思いに胸打たれます。秀良子先生の繊細でやわらかな雰囲気がこのシリーズにあふれ出ています。

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