主人公のプリティビッチ、尾崎くんは厳密に言うとお金や肉体的快楽より別のものが欲しいタイプでは? それってビッチなのかな? と思うのですが(ケツいてーて言っててかわいそう)、ここを掘り下げずに追っかけ回すきまじめ彼氏の個性でお話が進むところが
いいです。本懐を遂げる彼氏最高にかわいいですし!
尾崎くんがつらい目に遭うときのモブ男子のしょうもなさ、古本屋の話とか性的なモラルのふわっとしたところの描き方がコメディの線を越えてるのではという冷ややかさを感じます。その後はちゃんとハッピーエンドなのですが、この起伏が作品を忘れ難いように感じさせるなーと思いました。
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