欲しかったのが丁度お値打ちになっててラッキー。今までよしなが先生の作品は須く芯食ってくるのは分かってましたが、こちらもホントに買ってよかった…。
白血病というヘビィな病歴を持つ快活なDKの高校生日記、群像劇です。家族にクラスメイトに教師、
漫画投稿先の編集者まで、彼を取り巻く愛すべき人たち…。色んな方向に情が向いて読む手が止まりません。始めライトに構えてたのに終盤深い所を揺さぶってきます。巻を重ねるほどハマっていきました。
そして何やら滾ってきます。特に真島くんの一挙手一投足に悶え苦しみました。他人に媚びず我が道を突き進み “凡人とは違うんだぜ” 感満載の拗らせ方も、最後の哀れな落とされ方も、最高に輝いてました。
続編は無いのかと調べたところ、ドラマCDが出ている事に気づく。真島くんはツダケンかぁ…うん悪くない。キリ良いラストだって分かってるんだけど、いつか続きや外伝が出てくれたらいいなぁ。
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