誰しも一度は耳にしたことのある運命の赤い糸。いつか結ばれる男女…
嬉しい楽しいはずのデートがしんどいというその理由も…
明るく可愛くストーリーが進む中、いろんなことをさらりと投げかけられているような気がします。
くだらねぇと言って
たあの豊橋が… あぁ素敵。コップ?からのあれ可愛すぎますね。レビューにあったのこれかーって私もニマニマ。
さて、ここ(1話)までが豊橋×高槻カップルのお話。この二人の馴れ初めが描かれているのが『ビター・シガー』です。読む順番は、刊行順のままバニラ→ビターがおすすめです。
2話目以降は、転勤を機に豊橋と高槻の住むアパートに越してきた椿の恋(表紙の二人)のお話がメインとなりますが、先の二人もいい感じで結構絡んできます。
「この街でやっていけるんだろうか」から「この街でやっていける気がした」へ。環境の変化に不安いっぱいの状態から少し解放されるあの感じ。ほんの少しのことだけど確かなもの。私の人生の中にもあったなぁ。店員さんを呼ぶ声が掻き消されるとか バター途中塗り派とか 呑み会終盤あぶれるタイプとか ちょいちょい心をくすぐられて、ストーリーはもちろんですがこの作品好きだなってなります。
そして我妻さんが素敵。穏やかで気配り上手。何でもそつなくこなしそうでいて椿に関しては探り探りな面も。ふざけてごまかしてみても、やっぱり最後はちゃんとっていう誠実さも魅力です。ただわりと椿が仕掛けてるよねっていう… 赤面可愛いんだよもう。振り回してるのは我妻さんと見せかけて椿で間違いない笑。またもやレビューのこれかー!!ってことで、ぎゅんがいっぱいの素敵なお話でした。
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