この一冊、”35歳、不純な恋”シリーズとして繋がっているみたいで、最初のページに相関図がありました。こういう風に人と人で繋がった短編集、面白いし、大好きです! 本崎先生の作品の大ファンで、この先生は、情熱的な恋愛を描かれるけれど、どこか 現
実味があって、自分 もしくは 周囲の人間の誰かが そういう恋愛をしていてもおかしくないと思えるほどリアルでかつロマンチックなので、感情移入もし易いし、何より 読んでて楽しいです。この1冊には2つの恋愛が入っていますが、表題作は、元夫の、そして、2作目は 元妻の恋愛です。1作目を読んで 思ったのは、合う、合わないってあるんだろうなぁって事ですね。どちらかというと、元妻の恋愛のほうが、よかったです。おじ様園長のグイグイさに悶えました! 捨てる神あれば拾う神あり、みたいな結果オーライな感じが、最後まで読んで ページを閉じた時、気持ちよかったです。
もっとみる▼