赤裸々に夫か鬱になっていく過程や、著者がそのことについてどう思ったか、どう対処したかが、ほのぼのとした語り口調で描かれている。
エッセイとして秀逸。
暗くなりすぎず、くすっと笑えるところも。
作者の力量がすごい。
離婚を考えなが
ら、乗り越え方を模索したり、不当に当たられても冷静に分析したり。
鬱の家族をもつ方は共感しかないのではないか。
どこかで、ひどいレビューを読んでなかなか読まなかったのを後悔。
たくさんの努力をして、夫に寄り添いながら、自分を大切にしないととも気づく姿が愛おしい。
いいものを読みました。
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