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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)コミックオークラ出版enigma comics夜を走り抜ける夜を走り抜ける 1巻
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作品内容

半分人生を諦めている男・如月晴生は、銀座にある南雲美術商のオーナー。先代の南雲が、実子がいるにもかかわらず養子にした晴生に継いだ店だ。ある日晴生は、恋人の薫子に結婚して欲しいと告げたものの、ビンタされ振られてしまう。その一部始終をそばで見ていた彫塑家・与謝野虎一が、その際投げられたネックレスを持って晴生の店を訪ねてきて……! ? 湖水きよ×菅野 彰の最強タッグで送る、深く強いラブストーリー。

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 夜を走り抜ける 1巻

    648pt/712円(税込)

    半分人生を諦めている男・如月晴生は、銀座にある南雲美術商のオーナー。先代の南雲が、実子がいるにもかかわらず養子にした晴生に継いだ店だ。ある日晴生は、恋人の薫子に結婚して欲しいと告げたものの、ビンタされ振られてしまう。その一部始終をそばで見ていた彫塑家・与謝野虎一が、その際投げられたネックレスを持って晴生の店を訪ねてきて……! ? 湖水きよ×菅野 彰の最強タッグで送る、深く強いラブストーリー。
  • 夜を走り抜ける 2

    736pt/809円(税込)

    南雲美術商の若きオーナー・如月晴生は、養父に襲われて以来他人に触ることができないでいた。人を愛そうとしてもどうしても上手くいかない。そのせいか、恋人に送ったネックレスを顔に投げつけられてしまった!
    そんな修羅場に、年下イケメンの彫塑家・与謝野虎一と出会う。
    肌の距離を近づけられるかもしれないという頃、晴生の今までの愛情の足りなさへの報いの時が待ち受けていて……!!
    執念と甘さ絡み合うラブストーリー、ついに完結!

レビュー

夜を走り抜けるのレビュー

平均評価:4.6 72件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 重く難しいけど、好き。
    samarukandさん 投稿日:2024/3/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 美しいものが好きな男達の芸術、美術品の世界を舞台に狡猾な駆け引きや、上品な立ち振る舞いの中の下衆な罠。 愛を理解できない(暗い過去により見失ったと言うべきか?)主人公の春生。 新進気鋭の芸術家の虎一と出会い、凍りついていま愛する気持ちを取り戻していく… 深く重いけれど、どこかひなた見たいな感じもあるお話でした。 なんとも難しいので、とりあえず読んでみてください。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 人を愛するという事は。
    vamさん 投稿日:2021/12/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 作者様買いです。湖水先生の湖ではなく『沼』にハマりました。『座敷童子』に始まり、『馬鹿で愚図〜』『耳鳴りとめまいと悪寒について』でどっぷり首まで沼にはまって、この作品でついに溺れそうです。先生の作品の放つ空気感が好きで、魔法をかけられたように、一瞬にしてその世界観に引き込まれてしまいます。『耳鳴りと〜』のレビューで書いたように、主人公達が魂の奥底から呼び合うような、どうしても惹かれてしまうその心の惹かれ方が、自然で素晴らしいんです。この作品でも、同じような感覚に陥りそうでした。 少年時代に受けた心と身体の傷は、トラウマとなっていつまでも苦しめられる美術商の晴生。一つの大きな罪が、幾人もの人生を大きく狂わせてしまう… 誰も愛せず、愛するという事さえわからなくなってしまったような気がします。夜に怯え、近づく者への不信感は心の休まる事がなく、眠れぬ夜を過ごすのはとても辛いもの。そんな晴生の心を解放していく彫塑家の虎一だけが、自然に受け入れられたのも邪心がないからなのでしょうね。心を許せる存在は大きい。虎一もまた、闇の中でもがき苦しむ晴生に感情が揺さぶられ、心を奪われていくのも必然のような気がします。それは互いに『恋に落ちる』と言うような簡単なものではなくて、これこそが『求め合う魂の呼応』なんだと思えて仕方ないのです。これぞ湖水先生十八番の世界観だと思います。 たった17歳で心を殺されてしまった晴生。愛を知らず、夜の恐怖の中で生きる事は、死んだように生きる事。だけど、虎一との関わりの中で、人を愛する気持ち、愛される喜びを知り、虎一によって『生』の世界へ引き戻された事が何よりも幸せで良かった。「怖い事が増えた」という晴生の心は、きっと初めて人を愛して、初めて人を失う事の怖さを知ったのかもしれませんね。それが愛なのですよね。 贋作の事件で互いを守ろうとした事も、深い心の繋がりに感動です。晴生もようやく泣けて良かった。愛ですよ、愛。くぅ〜、しびれます。 愛した人に抱かれる喜びも、初めて知る喜びと幸せで素敵な一夜になったでしょうねぇ。うん、素敵。 薫子さんも、宝生社長も本気で愛していたに違いないけれど、それぞれの魂を呼ぶ相手が違っただけ。心から愛してくれる人に巡り会いますように… 黙って側で見守ってきた高嶋さんも素敵でした。誰より、晴生の幸せを願っていたのは妹さんだと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 好きな人に愛されたい
    ムギさん 投稿日:2022/1/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 『耳鳴り〜』が大好きだった作者さん。他作も読んでみたかったところのセール嬉しい。本日中。 冒頭から面白い予感しかなかったのですが、少々複雑な登場人物の関係性や馴染みのない専門知識等に あっ小難しい… と正直最初ちょっと怯みました笑。でも大丈夫。すぐに引き込まれます。 はぁぁ 面白かった… 読み応えが凄い。複数巻あると気が逸れる瞬間があったりするのですが、こちらはずっと静かに興奮してました。知的な面白さがあり、シリアスだけどそこまで重々しくはなく読みやすい。大好きでしたー。 以下ネタバレです。 ネックレスつけてるのたまらないんですが? 高嶋さん曰くルールを無視する二人のやり取りが好き。二人とも真顔だからいろいろ面白い。 そして、美しくもなく興醒めするという二人の口論。俺はいやだ、俺がいやだとお互い引かないけど、気にするなではなく「だからもう懲りろ」なのが虎一らしい。虎一のそういう正しさに呆れ、腹が立ち、腹を立てつつも好きになっていく晴生。登場人物それぞれの心理描写が素晴らしかった。 愛のないことをしているから妹が泣くのだけれど、そこには虎一への愛がある。お前の前で泣くなんて屈辱だに対して抱きしめる虎一と言葉に 愛が溢れていました。 最後もよかった。完全に消えるなんてことないだろうし、それを素直に言えることで気持ちが楽になることもある。二人でいれば大丈夫。 ねだるような女ではなくても怒ったら何するかわからない(100万円を雑に扱う)女、薫子。…そう思っていた時期もありました笑。そこまでわかった上でそれでも普通の愛情をあげたかったという聡明で愛情深い彼女なら、ダイヤも含めて晴生だとは思えなかったのかなと。でもそんな自分の想いを微塵も理解していないというのはやっぱり悲しいだろうなと思いました。理解できないのが晴生だと知っていても。 番外編もいい。どっちの言い分もわかる。でも虎一よ、愛おしそうに何度もつけてたよ?もうこれは二人のものでいいと思いまーす。 続きを読む▼
  • (5.0) 深い愛の物語
    w.w.2017さん 投稿日:2021/10/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 晴生の深いトラウマが悲しかった。妹を守るため、自分で全て抱え込み、息を潜めていた過去のせいで、今も感情を無くして投げやりな、いつまでも子どものような晴生が痛々しい。虎一と出会い惹かれあううちに、安心感から虎一を振り回すようにわがままを言う姿は切なくなってしまう。それを、ただ受け止めるだけでは無く、晴生の気持ちを理解して守ろうとし、2度と同じ目に合わせないように気遣って焦らない虎一がカッコ良すぎる。良い男だなぁ。虎一に出会って、妹を守ってきた立場から、守られる立場になった晴生は救われたし、虎一を失いたくないとの気持ちから、臆病になった事を自覚する晴生が良かった。このまま上手く行くかと思ったら、最後にどんでん返しがあってどうなることかと思ったけど、晴生が自分の気持ちを素直に吐き出した事で、晴生の代わりに自分が購おうとする虎一の男前ぶりにやられました。宝生社長はただ嫌な奴だと思っていたけれど、誰にも心を許さない晴生を心配し、愛してくれていたんですね。高嶋は晴生が気付かないことを見ていてくれて、とても良いコンビ。晴生と虎一は最後にようやく結ばれるけど、ずっと自分をコントロールして我慢してた虎一がここでも晴生を怖がらせないように、目を離さず優しくするのが堪らない。晴生も怖がりながらも虎一を受け入れて『子どもじゃない、大人だ』と人を愛せている事を実感して幸せになれたのが本当に良かった。あのネックレスをいつまでもつけている晴生に虎一は嫉妬するけど、その理由を知って『待つよ』と言ったので、これから2人で喧嘩もしながらずっと一緒にいるんだろうなぁ 続きを読む▼
  • (5.0) 夜を走り抜けたその先には…
    パンさん 投稿日:2021/8/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 スタンディングオベーションで拍手。素晴らしい愛の物語ですね。僕はとても好きな作品でした。 原作が菅野彰先生という事で、作品自体はコミックなんですが、まるで小説を読んでいるかの様でした。綴られている言葉は静かで淡々としているんだけど、癖がなくてとても秀美な表現の仕方だなあと思いました。彫塑などの美術全般に関する背景知識が僕はないからかもしれませんが、この作品の博識ある雰囲気が漂っている部分も好きです。 きよ先生の描かれる画も、良い意味で動きがあまり感じられず、表情などの変化が少ないところが、登場人物達、主に晴生のトラウマを背負った心理状態を表している様で良かったです。 一文一文丁寧に紡がれた心理描写やセリフ、ひっそりと物静かな画風、どちらも晴生の心に根付いた暗闇を忠実に描写しているなあと感じて、晴生の痛みがよく伝わってきました。最後に掛けてのシーンで、晴生がベッド上で手錠で繋がれながら虎一に見せる涙には、やっとか…と心から安堵しました。 心に負った深い傷というのは完全に消えるものではないですが、夜が怖いという気持ちを少しでも和らげてくれる相手に出逢えて良かったです。虎一の深くて強い想い、心に沁みました。宝生社長とどう示談するかの件で、互いを心から大事に思っているが故に、譲れず2人揉めて葛藤している場面も凄く好きです。美しい言い争いだ。 続きを読む▼
  • (5.0) すんごいドラマ
    kouさん 投稿日:2021/7/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 原作者の菅野彰さんが美術関係のお仕事をされていたとあとがきにありましたが、その分読み応えが半端ありませんでした。 美貌の美術商、晴生と才能あふれる彫刻家、虎一。 偶然の出会いから2人の人生が動き出します。恋愛にもアートにも仕事にも、がんじがらめに絡め取られていく2人。 実の父亡き後、父の友人で美術商の南雲の家に妹と共に引き取られた晴生の人生は南雲の歪んだ愛で暗転。 17才のあの日から、晴生は夜が怖くて眠れない。 2人を巡る資産家たち、家族、追いかけてくる余りにも辛い過去。 虎一、よくまあ晴生を最後まで諦めず男気見せてくれました! 心理描写が丁寧で、2巻かけて2人ようやく結ばれるので満腹中枢は満たされますし、頭だってフル回転ですよ。読み終わってこっちまで走り抜けたみたいにゼーゼーです。 アート好きなら楽しく読めるし、アートに興味なくてもお金持ちの酔狂が興味深く、BL的にも深い愛情に胸打たれます。 重い話を所々笑いで抜いてくれるのでグイグイ読めました。 吹き出しの位置関係がわかりにくくて誰のセリフか分からないところも多かったのですが、原作ありなので仕方ないのかな。 続きを読む▼

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