百瀬良春は夏に起った事故の影響で夢に見て悩み夜寝るのがつらい。勤める病院に通ってくる玄沢喜一が同じ様な悩みを持っているからかとても気になるが葛城先輩には止められる。どうしても気持ちが収まらないのでつい玄沢に声かけて一緒に時々食事に行ったりし
ていたが自分の体験を話したら態度が豹変して会えなくなる。遂に部屋に閉じ込められて話を聞くと喜一の人生を無茶苦茶にしたのがあの事故が原因と分かり犯され暴行されてても自分が一番喜一を傷つけたと思い耐えて何とか喜一を救いたいと思う。従兄弟の萩原に逃げるように言われるが百瀬は自分が救わなければいけないしそうしないと自分も救われないと断り喜一にも必ず今度は帰って来るからと部屋を出て勤めに出る。先輩には随分心配かけたが事情を話してどうしても喜一に渡したいものを嵐の中帰って大切に持っていた物を持ち何とか喜一のもとに帰る事が出来た。やっと自分の気持ちにも整理がついたが一生をかけて償うつもりだった。その気持ちは愛じゃないかと萩原に言われてやっと自分の気持ちに気付く。そう自覚すると心がそして身体が変に反応してしまい恥ずかしくなる百瀬。そんな態度に今度は喜一が離れようかと心遣いする。焦って百瀬はもう離れたくない好きな気持ちを伝えた。愛を確かめる様に抱きあえば最高に気持ちよくて幸せを感じる。でも玄沢喜一は束縛男の様ですね。だけどそれを受け入れてる百瀬は本当に優しい男だね。幸せになれるといいね。
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