人間と貝(ガチ)という斬新すぎるBL！基本2CP、最終的には3CPのお話です。アサリ×大学生の葵、生物学者の五十嵐×ミル貝、牡蠣×ムール貝(ここだけ貝同士)。潮干狩りに行った葵が見つけた、砂に埋まった変な生き物。引っ張ったら巨大な貝からパッ
カーンとアサリの妖精とか妖怪とか付喪神とか…ら辺の生き物が。人型だけど擬人化ともちょっと違って、構造とか生態はまんま貝+α。さらにアサリの人型仲間のミル貝と人間の五十嵐の2CP体制になり、2巻からは人型貝の祖である牡蠣も登場。半分ギャグだけど結構真面目に恋愛していて、とんでもなくシュールでした。そのシュールさや葵のクールなツッコミがツボにはまって、人を選びそうですが私はすごく面白かった！とにかく貝が見開きでパッカァァァァンと開く時のくだらなさがほんと好き。Hはマニアックすぎて萌えとは違った衝撃が(笑)体が貝と融合してるので、どんな構造になってるのか詳しく図解して欲しかったな。こんなに馬鹿馬鹿しいのに最後はいい感じに終わっているのがらしくてまた笑いました。まだまだ面白い貝がありそうだけど、2巻完結のようで残念。でも文句なしのハッピーエンドで読後感もよく大満足です。できたらまた続きが読みたいなあ。
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