「ただただ好きというだけで」を以前読みホで読んで好きだった作家さん。
この作品も作者買いして2巻までは読んでたんですが、まさか3巻が出るとは!
この作品の美人受けさんの瑛がすごく好みなので嬉しい。
ストーリー的には全巻通して割とサラっ
と読めてしまうんですが、絵とキャラが好きなんです。
瑛の店でパティシエ見習いをしている典型的な年下ワンコの翔吾とパティシエで元ヤン男前だけど穏やかで優しくて、クールな中でも可愛い笑顔を見せてくれてる瑛。
大切なものを無くした喪失感を持つ2人で翔吾の片思いからお話が始まりますが、2人が恋人同士になるまでの過程は結構すんなり。
でもなくしたものが相手の存在で埋められてるという大切な心の拠り所から始まる恋愛だってきっとあるはず。
ワンコな翔吾が好きを振りまいてるだけかと思いきや、これがまた瑛がどんどん翔吾にハマっていくんです。
瑛の方が年上で背も高いし体格もいいんだけど受けというギャップがいいし、エチの時も色気がステキ。
瑛がデレるのも読んでてすごく楽しいし、最初のクールな印象がどんどん柔らかくなるのも好きでした。
2巻は瑛の過去の仲間登場で少し荒れたり、3巻はやっと20歳になる翔吾がお酒を飲んで面白い展開になるのと、翔吾の仕事の事で少しすれ違い。
サラッと読めますが、絵とキャラが好きなのでその分プラスして☆4.5にします。
またもや酔った翔吾がやらかして瑛が真っ赤になる12話、すごく好きでした。
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