切な過ぎて苦しぃ…胸の痛みが強過ぎて涙さぇ出なぃ。泣きたぃ程痛ぃのに、それょりずっと辛くて…。
白天使と黒天使はペアでパートナーになり天使としての使命を果たす。心の綺麗な魂は白天使に、汚れた魂は黒天使に、在るべき所へ導かれる。天使は魂を
糧に成長し白天使は転生を繰り返すが、黒天使は転生を許されず消滅する運命…世界が荒んでいる為地獄へ行く魂が増加し、黒天使・影司はたった半年で有り得ない急成長を続け、小さな幼児から青年へ成長していた。
[無償の愛]のみで生きる天使なのに白天使・光輝だけを欲しいと思う影司は、自分が天使でなくなる最期の時が近いと理解する。そしてとう×2最期の成長をし光輝も影司の最期が近い事を察し、今まで感じた事も無い感情に混乱する。
時間が無い事を解っていても、少しでも傍に居たくて嘘をつき「今夜だけ自分の物になってほしい」と光輝を抱くが、途中で羽根が散ってしまうのを見られ、光輝の前から姿を消す影司…。やっと探し出した影司は闇に包まれ悪の魂と共に地獄へ堕ちようとしていた。特別な感情を告げる光輝にキスし「その言葉だけで俺は…堕ちていける――」と、微笑みながら闇と共に消える影司。
光輝の命とも言える羽根と引き替えに神は影司を人間に生まれ変わらせるが、自分の欲だけの為に堕天使へと堕ちた光輝は老化が遅く17年経っても殆ど年をとらない。人間に生まれ変わった影司が、いつか自分を追い越す成長速度の差=寿命に大きな差がある事に恐怖を感じる光輝。
生まれ変わっても魂が同じ為か、影司は光輝が好きだと告げる。抱かれている途中、影司と黒天使・影司が重なり混乱して逃げ出した光輝に影司は…
ぃつか又、2人別れる日が必ず来る未来を思ぅと切なく苦しぃ。影司を又失ぃ、光輝がどれだけ長ぃ時を1人生きるのか考ぇると辛く悲しぃ。せめて共に居られる間、2人ずっと幸せでぃてほしぃと強く願ぅ。ここまでストーリーに引きずり込まれる事も珍しぃと思ぅ程強く心に刻まれた作品でした。
もっとみる▼