184ページ、表題作＋短編、計2作品。
本作は単品で読めますが、実は繋がりのあるオメガシリーズ。
〈1:シンドローム（全4巻＋番外編）→2:Ω事件簿（本作）→3:チルドレン（連載中）〉
（出版社が別？）
本編で前作シンドロー
ムの主人公達は全く登場しませんが、エミリオがちょい出ています。
そしてシンドロームの番外編（単話版3つ目）の中で2組（＋ちび達）の初接点がちょこっとあり、次作のチルドレンでは2組の子供たちのお話です。
まだΩの存在が世間に認識されていないという背景の世界観は共有していますが、前作のお話とはほとんど関わりがないので、どれも単品で読める。
もっと読みたくなった方は、シリーズを読んだらいいです。
チルドレンは子供たちのお話なのでシンドローム＆本作事件簿のスピンオフになりますが、チルドレンから読んでも楽しく読めそうな感じ。
さて本作。
シンドローム同様、オメガバースだけどΩ先駆けの人たちのお話で世間に知られておらず、誤解や偏見が多い状況です。
ゴツい捜査刑事と若い子持ち青年。
後半のオチに、そうか、そうきたか！
と普通のオメガバにはない、本作ならではの展開に驚きと納得！
その後のお話が欲しいのに、1冊だけなのが残念！
チルドレンでは時間が飛びすぎているので、本作直後のお話がもっと欲しいです。。
作者さん＆担当者さん、いつかで良いから本作の追加続刊、お願いしますっ！
短編も短いですがよかったです。
ツンデレと要領の良い学生。
その先ももっと読みたかった。
〈短編〉
love laboratory（24p）：大学の研究室で。美人助教授とリア充研究生。
〈描き下ろし〉
後日談5p＋カバー下あとがき＆周囲後日談2p＋特典行方不明1p＋シーモア限定寝相1p。
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