タアモ先生の作品は初めて読みました。
もっと早く読めばよかった!
とっても可愛い作品ばかり
1つ目は、内風呂が壊れてたため兄と通い始めた銭湯で、長風呂の兄を待っていると、やはり誰かを待っている風な男の子がいつの間にか気になり始め、幼なじ
みで仲良しの女の子にそのことを言おうと思っていた矢先…という話。
2つ目は、ずっと好きで多分相手も自分のことを好きだろうけど素直になれず、ひたすら相手から告ってくれるのを待ち続けているうちに、向こうに彼女ができちゃって、失恋で泣こうと入ったプラネタリウムで隣に座っていた男の子が、クラスメートで、女の子に人気でチャラチャラしているから嫌っていた子だった。でもそこにいた理由と、素の彼を知る内に…という話。
3つ目は、バイトでクリスマスケーキをサンタの格好で売る男の子の前に現れた、運転手付きの車に乗った浮き世離れしたお嬢様。最初は巻き込まれを迷惑に思っていたのに、彼女に振り回されるうちに…という話。
4つ目は、倦怠期気味なカップルの女の子の所に届いた、1通の結婚式の招待状。それは彼女の近所に住んでいて密かに好きだった、そして初キスの相手の男の子からで、その中2の時以来、何かを故郷に置いてきたような気がしていた彼女は、それを確かめようと出席することにする。でもそれが原因で彼とケンカしてしまい…という話。
どれもHAPPY END
でも青春の甘酸っぱい思いに溢れ、他の方々も書いている通り、ただのHAPPYではない、ちょっと心が痛み、じれったく、でも多分誰もが学生時代に経験しているであろう、好きな人になかなか素直になれない、締め付けられるような思いが蘇ってきます。
ぜひパック買いして、あの日に還ってみることをお勧めします。
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