サムはローズに一目惚れしたようだ。初対面で抱きしめてしまうほどに心を奪われたようだ。そう、〜のようだ。と書きたくなるほどに、作画からそれが伝わらないのが惜しい。コマごとのセリフが誰の言葉なのか分かりにくくて読みづらい。サムの表情に恋のトキメ
キが感じられない。行動は好きというのが分かりやすいが読んでいる側にはドキドキワクワクが伝わってこないのだ。おまけに、冒頭でローズと出会った時の彼女の評価について「しっかりしている」という部分が非常に気になる。ウェストブルックという男についてを調査しに来たくせに、ローズが彼に財産管理を頼んでいる事についてを「しっかりしている」とはありえない。管理委託することをしているからという意味なのだろうが、任せる相手を調査もせずに任せている事は「まぬけ」という以外にないだろう。サムはそれを調査しているわけだから。いろいろ事象を交えてはいるがどれも中途半端。ローズの元夫のことや、噂好きを登場させておいて波及効果も無し、一番気になったのはサムの髪型。左右どちらから見ても髪が反対側へ流れているのはいったいどういう事???はぁ〜なんだか残念です。
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