作者さん買いです。
探偵の飛名と喫茶店で働く清志のお話。
これは…何と言えば良いのか…
今まで読んできた中で、1番きはら先生らしいのかもしれない!
先生にすっかりハマっている私ですが、初読で「まずったかな?」と思ってしまいました
(汗)
なのでもし買われて、私同様「あれ?」と思ってしまった方がいらっしゃったら、1度目で止めず是非2回読むことをオススメします。
私も作者さんを信じて再読。
2回目で「あ〜そうそう、これだよ!」となりました。
結果的に、何度も読みたくなる再読ループ。
私の見解ですが、たぶんこっちが物語に求めている何かと先生が描こうとしている次元がちょっとズレてるんだと思う。
感覚として先生の作品って、ある程度埋められた状態のパズルがあって、読む度にピースをはめて行く感じです。
ピースが上手いことはまると、せき止められていた水がサラーっと流れ出す様にスムーズに話が自分の中に入ってくるんですよね。
その瞬間見えてくる旨味が独特なんですよね〜。
そこまで来た時点で既に作品の虜になっているので、何度も読んでしまうという。
話が難解という事では無いです。
感覚的に世界に入り込むまで時間がかかるというのかな。
良く言えば、読めば読む程面白くなるということです。
あくまで私個人が先生の作品をこう楽しんでいますよ、という話であって、初読でも良さを掴める方も沢山いらっしゃると思います(笑)
つまり何が言いたいかというと、もし☆低く感じたならば、ご自分のタイミングで是非もう1回読んで欲しいな…!
…という事なんです。
もっとみる▼