優しくて暖かい3つの話が入った短編集
最近の漫画や小説って、やたら細かい描写や説明的な台詞が多くて、読んでて半強制的にイメージを限定されてるような気分になる作品が…私的に結構あったりします
これは絵は上手い方じゃないけど、少ない
コマと暖かみのある画面が、友達や恋人への思いを想像の余地を残しながら伝わってきて、胸がほんわりしました
1話目は聴覚しょうがいの幼馴染みとの恋愛。
2話目は事故で二度も家族を亡くした男友達への長い恋。
3話目はガンの親友と仕事等で苦しむ主人公、それぞれの恋と愛。
明るい場面が多くて暗い・重たい感じはしませんが、こういうメッセージのある物を描きたい気持ちは、ひしひしと
とくに3つ目は、笑顔を絶やさない親友の姿に涙が出ました
ただ、ページ数の関係だと思うけど、妊娠や中絶という重い部分は薄く見えちゃうかな
もっと長ければ、もっと深く訴えかける作品になったと思います。
ちょっと残念
少ないページでの努力を認めて下さる方へオススメです
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