”大正ロマンポルノ”に収録されています。タイトルが 全てを語っている、と読後 気付きました。咲いても無駄になる花。タイトルの付け方が 惨いほど ストレートで、決して、普通のハピエンではないけれど、って きっと ヒロインには 最高のハピエンで
、義理父には 安堵のハピエンだったと思います。当て馬が 余りにも イケメンだから 勿体ない使い方だな、なんだったら、スピンオフで 彼を幸せにしてあげて欲しいな、とまで思いました。それから 最初、ヒロインの帯に蝶がいて、羽ばたいていくのかと思いきや、最後のほうの彼女の着物の柄は 神々しく咲いた花たち。この匂わせ感が半端なくって、麻生先生の作品に病みつきになります。
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