転生後のキメシーン? がかっこいいと自分には思えず、ただ小娘がよくわからんタイミングでイキってるようにしか感じられなかった。
転生直後から謎のチート格闘能力を行使するが、元の華奢な姫の肉体への反動とかは1巻時点では特に言及無し。元の姫の人
格も1巻時点では行方不明。周囲の取り巻きも性格口調完全に違ってるはずなのに心配するとか怪しむとかほぼなし。大切な姫じゃないんかよと突っ込みたくなる。
結構重厚で暗めの物語に華奢な少女の中身がヤクザの爺さんというTSギャップコメディ的なノリで解決していく流れに入り込めない。
主人公に対しての違和感が解消されなかった場合、その活躍に爽快感を感じることができない。(あなたのシマじゃなく、元の姫の街ですよ…)
総じて、初期の展開と設定を受け入れられるかどうかに面白さの全てがかかっていて、無理だった場合物語の構成部品が全くみ合わずに面白味が完全に瓦解する。逆にすんなりと受け入れられる方にはかなり面白い作品になるものと思われる。
これ転生時に元の姫から何かを託される/お願いされるみたいなシーン入れるだけでだいぶ噛み合わせが良くなると思うんだけどな…。
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