ともかく津寺先生の作画は『綺麗』
と思わず漢字で表現したくなるほど
ましてや今回はヒロインのこころの言葉が多く、舞台が荒くれ(?)カウボーイのテキサスの牧場なのに
韻文的で流れるような美しい物語だった。愛する人を突然亡くすのは辛い...ここ
ろにぽっかり穴が空く.....ヒロインはそれが4つも自分だけが残されたのが理解できないまま生きている。荒くれと称される牧場世界の住民たちがそんな彼女を優しく見守っている通奏低音の中、ヒーローの自然体の愛が彼女を少しずつ癒していく過程がいい。プロローグが家族4人の二つの事故で始まるのでその後物語的には大きなアクシデントもなく(エンジントラブルってのがちょっとあったけどね)終わるけれど飽きることなくエピローグのジュニアたちの笑顔で締めくくられてこころが暖かくなった。R・K・S牧場に栄光あれ
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