「ラストダンスはわたしと」が切ないプロレス系オメガバですご〜く良くて、いそいそと続けて作者さんの作品読んでます。これも良かった!作者さんプロレス好きなんですね、ここに来て気付きました(遅い)。表紙に3人いますが3Pでないので、地雷警戒しなく
て大丈夫ですよ。「ラストダンス〜」もそうでしたが、三角関係での関係性描写がとてもお上手です。プロレスラーの恋人が亡くなって葬儀に赴いた由紀夫は、恋人の幼い息子、響の面倒をみる人が誰もいないことを知り、引き取って大切に育てることにした。年月が経ち、由紀夫には英雄という年下の優しい彼氏がいて同棲しようと言ってくれる一方で、18歳に成長した響は、ずっと自分を育ててくれた由紀夫のことを想っていたのでした、、という、この作品も皆が優しくひとを思いやるお話。三角関係だとどうしてもひとり溢れてしまって、その人の心情を思うと悲しくなるけど、上手な余韻と救いを残してくれてます。響くんの言いたくても言えない表情のコマが好きだった〜。
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