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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)コミック心交社ショコラコミックス親愛なるジーンへ親愛なるジーンへ 1
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作品内容

NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない「ジーン」について綴られていた。……1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが……。大ヒット作『ラムスプリンガの情景』へとつながる、もう一つの愛の物語。

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 親愛なるジーンへ 1

    700pt/770円(税込)

    NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない「ジーン」について綴られていた。……1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが……。大ヒット作『ラムスプリンガの情景』へとつながる、もう一つの愛の物語。
  • 親愛なるジーンへ 2【電子限定描きおろしページつき】

    740pt/814円(税込)

    NYの弁護士・トレヴァーと元アーミッシュの大学生・ジーンが同居して2年。ジーンはカナダの大学教授が自身のエッセイに興味を持ってくれたことを知る。優しく頼りになる恋人との愛に溢れた暮らしに不満はなかった。でも、NYは故郷ペンシルバニアからたった200マイルの場所でしかない。もっと広い世界を見たい、カナダで学びたいという気持ちは日ごとに募っていった。ジーンの物思いに気づいていたトレヴァーは彼の選択を祝福するが、内心穏やかではいられず……。そして1992年。トレヴァーの甥・ジーンは手記を読んでいることが伯父にバレてしまい……!? 電子限定描きおろしページも収録。

レビュー

親愛なるジーンへのレビュー

平均評価:4.9 363件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) テオやオズがでてきて嬉しい
    よるあささん 投稿日:2024/2/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 切ないのがわかってたから、購入して一年くらい読めませんでした。 思い切って読んでみて、涙が溢れるこぼれる。。そして、気になるものの、望んでいるハッピーエンドとはならないのだろうから、、、2巻めは読めないんだろうなあ。 特に、カレンや育ての家族の愛情にはグッときました。ジーンは、恋愛感情ではなく同情と感謝の気持ちだったのかなぁ。それだと切ない 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 彼らの犠牲のもとに成り立つ自分達の自由
    パンさん 投稿日:2021/10/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 皆さんに愛されているこちらの作品、初めて読んだ時あまりの辛さに1週間程立ち直る事ができませんでした。僕がこの作品になぜこれ程心抉られるかというと、当時の米社会をジーンとトレヴァーの物語を通してあまりにも克明に描写しているからです。60〜80年代米というと家族や宗教、基本的人権への価値観や概念が一変する時代であり、その中でも特にクイア/性の多様性への認識が徐々に変動する時代でもありました。例えば70'後半、ハーヴェイ・ミルク(ゲイと公表し市会議員に当選した全米初の人物)と彼の仲間達を筆頭に、今で言うLGBT運動が全国的に広がり始め、そののちにミルクが暗殺されるというあまりにも残酷で、しかしそれまでの米歴史を180度変えた革新的な出来事がありました。また80'初頭になると、HIV-AIDSを始めとする性病への正しい認識を拡散する為の運動もゲイコミュニティ中心に始動しました(性病="ホモ"の病気と間違った知識が蔓延っていました)。この時代の米はまだ差別が顕在する社会で、クイアが頻繁に道で暴行されたり殺害されたりする世の中でした。近年でもトランスジェンダーの方が殺害されるという悲惨過ぎる事件が毎年何十件と起きている事が報告されています。こういった時代背景の中で本来の自分を隠しながら生きるトレヴァーやジーン。勿論彼らは架空の人物ですが、現在に至るまで彼らと同じ様に抑圧された酷い差別社会の中に息苦しく生きていた人々が実在したと考えるだけで、夜も眠れなくなる程憤りを感じ、悲しく、胸が張り裂けそうな思いになります。無論、様々な理由でありのままの自分を出せず苦しんでいる人々はどの国でもいつの時代にもいるのですが。ジーンやトレヴァーの様に、彼らの命、人権、自由など、全ての人の犠牲のもとに自分達の"自由"が成り立っているのだと思うと、溢れ出る感情に呑み込まれ涙が止まらなくなります。この作品に対する思い入れが特に強く書きたい事は盛沢山なのですが、ラムス〜同様字余りしそうなので…。「性」というテーマは僕にとってあまりにも大きく重要な事柄で、どうしても熱くなってしまい、個人的な思いや主張が濃いレビューになってしまいました…ごめんなさい。申し訳ないです。物語はまだ完結していませんが、ジーンとトレヴァーの幸せを心から願います。どうか、どうか…。これ程まで心動かされる大作を描いて下さる吾妻先生には尊敬の念と感謝の気持ちしかありません 続きを読む▼
  • (5.0) 嗚咽をもらして泣きたいほどに…
    vamさん 投稿日:2021/8/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 『ラムスブリプンガの情景』のスピンオフです。読んでみたいな、と思われる方はぜひ『ラムスプリンガ〜』から読まれる事をおすすめいたします。物語の背景を知って、こちらを読まれる方が、より一層入り込み易いと思います。 読み終えた後も、心に残る色々な思いに、どう書けばいいのか整理がつきません。わぁーって、自分の中の感情を大きな声で吐き出したいような、止まらぬ涙を止めようとせず、嗚咽をもらして思い切り泣きたいような、そういう気持ちです。 物語は弁護士トレヴァーの綴った手記を、彼の甥であるジーンの目を通して読まれて展開して行きます。 トレヴァーと出会った元アーミッシュのジーン。仕事も住む家も、もちろん帰る故郷さえない。覚悟して故郷も、家族も捨てたとはいえ、トレヴァーの言うように『恋しがっているように見える』というのは、強ち否定出来ないのではないかな…そこで生まれ、そこで育ち、そこに生きた証があるのだから、消し去ろうとしても消せるものではないし、残された人達もまた同じではないかと思うのです。(と、思いたいんです。)違う道を選んだとしても、帰る故郷は迎えてあげて欲しいと、個人的にそう思ってしまいます。だからジーンを家に迎えたトレヴァーだけが、今の彼の心の居場所なんですよね。 トレヴァーにしても、どんなにいい仕事をしてしても、どんなにいい身分、立場になろうとも、彼には決して埋められない心の穴が堪らなく哀しくて、たまらなく切ない。彼が本当に心から求めているもの。セクシュアリティな事だけでなく、彼の果てしない孤独感は誰にも埋められないのでは?と思えてしまうほど、トレヴァーは本当の家族を渇望しているようで切なくて仕方ありません。優しくて温かい家族はいるけれど、踏み込めない見えない壁に阻まれた小さなトレヴァー少年の姿が、目に焼き付いて胸を締め付けます。辛くて、苦しくて… そんな彼の心を救うのが、ジーンだけであろうと思うし、また孤独なジーンを包み込めるのはトレヴァーしかいないと思います。二人の初めての身体の繋がりは、魂の繋がりでもあるような気がしました。 あぁ、胸がしんどい。彼等の未来に何が待ち受けているのか、先を早く見たいような、怖いような… 手記を甥が読んでるという事が、一体どういう事なのか… 2巻どうなるんでしょうか。心臓のざわつきが治まらず、涙も止まりません。素晴らしい作品です。 続きを読む▼
  • (5.0) 緑豊かな表紙に2人の幸せを感じました。
    Anno//さん 投稿日:2021/12/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 「ラムスプリンガの情景」からです。どの角度から読んでも物語が凄すぎて、最後の”続く”という文字にしばらく項垂れてしまいましたー待つ。 トレヴァーさんの性格や彼の日常生活がとてもリアルで、まるで映画を観ている様でした。 作中 トレヴァーさんの口から一度もゲイ、という言葉が出なかった事に、隠すというより自分の性癖を認めたくないから?と思いました。彼の顧客を見たらリベラルなんだろうなと思いましたが、70年代のLGBTはまだサブカル的象徴で今とは捉われ方が違うのかな?と思うと、弁護士の彼には自身の性癖を認めるより”ゲイ”そのものを嫌悪していたのかな?とそんな風にも思いました。叔父と甥という関係、衣食住足りた今の自分の生活は恵まれている、と言うトレヴァーさんの人生は、どれだけ苦しく孤独なんだろうと…読んでいてそれが辛かったです。 そんな彼にジーンは「僕の神様」だと言うんですね。本当に凄い言葉だなと思いました。その言葉だけで残りの人生、1人でも生きていけるなと。勝手な想像ですが、ジーンがその想いにまで至った尊さは、何か崇高なる者を召す様な感じがして。トレヴァーさんが今まで蓋をしてきた欲望や感情は、ジーンのその言葉で赦しを得て昇華して認める事ができたのかなと、そんな風に思いました。 ただジーンは、最後まで可哀想でした…。「きっと誰もが還りたい時代だった」で大泣きでした。二度と戻れない誰もが良かったと振り返るあの時代。ジーンとオズのそのコマに、何の不安のない2人のあの頃、そして過ごしたあの家にはもう二度と還れないし帰る事も出来ない。もしダニーがテオにした様に、ジーンにも心の友人がいて外に行く事を赦していたなら。例え実際には帰れなくても、幸せに、と誰かに送り出してもらえてたら…還れる故郷は永遠にジーンの心の中で存在出来たのにと。幼いダニー達が出てくるたびに、ジーンの淋しさが伝わってきて悲しかったです。宗教教育で育った彼にとって、誰かに赦しを与える事はそう難しい事ではなく、今の生活の全てを与えてくれたトレヴァーには神というものまでもを感じた。ただ逆に誰が彼に赦しを与えられるのだろうと。宗教者の様な彼にトレヴァーは赦しを与えられるのかな?と。同じ様な人じゃないと与えられない?と。そしてあの一夜の意味を考えたら…2人の幸せを願って待ちます 続きを読む▼
  • (5.0) 続きが早く読みたい
    pecoさん 投稿日:2020/8/12
    甥っ子の目を通して、現在から過去を振り替えるスタイル。70年代のニューヨーク、まだカミングアウトが難しい時代の弁護士と、アーミッシュの青年の恋の物語。海外の雰囲気を描くのが上手。周りの人の優しさにもグッと来ます。2人はどうなるんだろう。「桜 田先輩〜」からこの作家さんを知りましたが、あまりに作風が違う(笑)「ラムスプリンガ〜」のスピンオフです。アーミッシュについてはそちらの方が詳しく理解出来るし、作品としても素晴らしいので強くお勧めします。本番は最後に一回のみですが、十分楽しめると思います。ハッピーエンドだと良いな。早く続きが読みたい!!! ★2巻を読んで追記★2巻がショックすぎて追加レビューが書けなかった。2巻では、外の世界を知ったジーンがトレヴァーの元を去り、10数年後に再会するというもの。疑問でならなかった。物理的距離が離れても、時々帰ってくればよい。愛を諦めなくても良いだろうと。トレヴァーがハンバーガーを食べられなくなるシーン、教会で微笑みながらも思わず落涙するシーン。金銭的にも愛情的にも、すべてを与えたからこそ、ジーンが世界を知り、成長し、自分の元を去ってしまう(トレヴァーはそんな風には思わないが)。こんな苦しさ、悲しみはあるだろうか。再開後の二人は友人なのか恋人なのかも分からず、こんな切ないことってないよ。でも数か月をかけて、この2巻を消化してみた。トレヴァーはジーンの可能性を自分のせいで潰す事は絶対にできなかった。ジーンもトレヴァーの元に残ったら、神であるトレヴァーは、故郷と同じように自分を縛り付ける「神」になっていただろう。だから、神だろうとなんだろうと、自分の目指すものは振り切らなければならなかった。それでもトレヴァーはジーンに、「全て赦す」と伝える。ジーン(若者)は、親やトレヴァー(保護者 )を振り切り飛び立つ。それは若さゆえの傲慢さであり、自惚れかもしれないが、私自身も同じような事をしていた。そう考えると、ジーンのしたことがグッと身近に思える。トレヴァーはトレヴァーで、ジーンに救われた。人生の素晴らしい一瞬を胸に一人で生きていく決心をする。彼の強さや愛の深さに、心が洗われる気がする。読者にしてみたら、二人でずっと一緒に生きて欲しかった。でも本当に深く考えさせられる、笑いもあり涙もありの、素晴らしい作品だった。 もっとみる▼
  • (5.0) 天使は舞い降りた。
    *****さん 投稿日:2021/10/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 本作について書きたい事が山ほどあり、頭の中がまとまっていないのですが、一度書いて区切りをつけないと私自身が前に進めなくなってしまったので、1巻最大の山場であるジーンの告白にしぼって、レビューを書くことをお許しください。 ジーンの告白。これが読後も頭を離れず、ずっとずっと作品の世界に浸り続けていました。 この告白は、ジーンが敬虔なクリスチャンであるアーミッシュであったがゆえに、非常に意味深い告白なのだと思います。 ジーンが言った「傲慢」は七つの大罪の一つ、犯せば死に至る罪です。つまり文字どおりの傲慢とは全く意味が異なるものなのです。 愛した家族や友人を捨て、故郷を捨て、自分のために生きることを選んだ罪。 彼の言う傲慢がもたらした孤独は、ただ身が一つになり、誰も頼れる人がいなくなったということだけではないことが分かります。壮絶な孤独。トレヴァーに会う前のジーンを想像すると胸が苦しくてたまりません。 しかし誰がジーンを責める事ができましょうか。ラムスプリンガで大海を知り、自分の中に果てしない可能性を見出し、愛したもの全てを捨てる覚悟を持って、泳ぎ出したジーンを。 この告白はジーンの罪の告白であり、その十字架を背負い続けてきた彼が初めて愛した人への、愛の告白なのだと思うと…言葉もありません。 神という道標を失ったジーンにとって、「あなたが私の神様です」という言葉がどんなに重いか。恋人とか、もうそういう次元の話じゃない。ものすごいシーンです。 さらに驚くべきは、この言語を理解できなくても、トレヴァーにはジーンの決意と想いが十分に伝わっていることなのです。 トレヴァーに抱かれる前の濡れたようなジーンの瞳。一層キラキラと輝いて。この世のものとは思えない神聖なものを見たような。もし天使が実際にいたならば、それは彼のような姿なのではないかと思うくらいに。 こんなに完璧で、それでいて慈愛に満ちた告白を見た事がありません。ただただひれ伏すしかない。 ちなみに傲慢に紐づく悪魔はルシファーだとされています。自らの意志で堕天使となった美しき元天使。何とも意味深い。 NYCで初めて海を見たジーン。どんなことを思っただろう。今度はトレヴァーと一緒に来られるといい。 まだまだ物語は続きますが、完結するまで死ねません。まじで。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

エモさ極まる感動作
設計:AI王子(シーモアスタッフ)
吾妻香夜先生による大人気作、「ラムスプリンガの情景」のスピンオフ。弁護士のトレヴァーとアーミッシュの青年・ジーンとの物語を、トレヴァーの甥・ジーン目線で綴ります。ノスタルジックな雰囲気、情感たっぷりの表現に心揺さぶられる感動作です。まだ序章ともいえる1巻ですが、既に名作の予感しかしない!

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